八月ともなると

八月ともなると、朝の散歩もいくらかはしのぎやすく、汗の度合いが違います。
路傍で出会う小さな隣人達の顔ぶれも、季節なりの変化があるようです。


イトトンボ微けき風に吹かれをり
イトトンボに出会う機会は少なくありませんが、折よくふさわしいカメラ(というかレンズ）を持ち合わせているとは限りませんので、今年の夏はまだ気に入った画像が残せていません。たまたま今日持って歩いたコンデジで、マクロ撮影したショット。微やかな、いかにも壊れ物細工のような姿は、見ていて飽きません。



露草の朝化粧して誰を待つ

ツユクサも、クローズアップ撮影したくなる造形と色彩ですね。とりあえず、今朝の出来合いの写真。

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美食家のコガネムシ

コガネムシが、みずみずしい黄色の花を美味しそうに食べています。顎の動きに合わせて、咀嚼の音まで聞こえてきそうな、ヘルシーで、ジューシーで、グルメな朝餉です。
月見草と子どもの頃は呼びました。富士に似合うと太宰治が言ったのはこの花でしょう。「待てど暮らせど来ぬ人を」と、竹久夢二が歌った宵待草もこれですかね。標準和名「マツヨイグサ」、「オオマツヨイグサ」か？

明け果てて月はいづこや月見草
やるせなき宵待草を朝餉かな
露しげき花のサラダを朝餉かな
金色を食うて光るやコガネムシ

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タグ：コガネムシ　カナブン　ハナムグリ　昆虫　甲虫　生き物　生物　観察　理科　マツヨイグサ　宵待草　竹久夢二　月見草　富士　太宰治　朝餉　食欲　野菜サラダ