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おもしろうてやがてかなしき花火かな [家族]

夕方、庭で花火をするというので、孫が招待してくれました。
帰りが不規則なパパ・ママと一緒に、揃って花火をできるというのは、盆休みなればこそ。
競い合うように次から次に手花火に火をつけて、両手持ちをも楽しみます。
おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな 芭蕉 をもじって、
おもしろうてやがてかなしき花火かな では、安直すぎますか。
打ち上げ花火も、轟音一発、空一面を彩って大きく花開いたあとの闇と静寂が、もの悲しさを募らせますが、線香花火の刹那の美こそ、「あはれ」の極と思えます。
何度も試みますが、なかなかカメラに納めることは難しいですね。
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手花火の子らさざめいて路地の宵
手花火の煙の匂い懐かしき
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背を向けておのが花火に見入りたり
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ただいま12人 [家族]

 年寄りが「いま何人おる?」と問いますと、保育園年長組の男の子が、室内の一人一人の顔を指さしながら数えて、「12人」といいます。大人達も、とっさにはその正否を確認できず、それぞれ指呼確認して、追認したことでした。
確かに座敷の内には、曾祖父母から曾孫までの4代にわたる家族が一堂に会して、「ただいま12人」状態になっておりました。ほかに、妊娠7ヶ月のお嫁さんが、あいにく一緒できなかったので、もし勢揃いしたら、「ただいま13.5人」というわけでした。
 昔、テレビ草創期に「ただいま11人」というドラマがありました。ウィキペディアによると、「ただいま11人(ただいま11にん)はテレビドラマである。/1964年6月4日から1967年3月23日まで毎週木曜20:00 - 20:55(日本時間)にTBSで放送された。山村聰、荒木道子夫婦に、息子2人・娘7人という大家族構成で、父親の定年問題、娘の結婚や就職・進学問題などをテーマにしたホームドラマである。」
 私は、父母と私の「核家族」に育ちましたから、この「大家族」状態は、想像を絶する事態です。イヤミな「幸せ」自慢になりかねない、ありがたい一こまでした。
 皆無事で まずは目でたき 墓参り
 炎天下の墓参りイベントを、孫達は楽しんでいたようです。

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この石の奥には何があるやらん
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尾を振って ワンと鳴いたか 墓の下
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今日もまた 思案は尽きぬ 蛙かな
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友人が新ブログ始めました。 [友人]

さっき、友人が新たにブログを始めたという知らせを下さり、早速閲覧させて戴きました。
以前、写真「朝の光景」を贈ってくれたHさんです。
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名づけて「春風通信ブログ版」。勝手にリンクを張らせていただきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/haru_ushiroyama_0815
年若い(比較の問題!)「同郷人」ですが、彼の住まいは、岡山県の最高峰「後山」のふもと。
昨日実は、私も小学校の同窓会で郷里に帰っていたのですが、同郷=同一市内とは言っても、後山は遠いです。
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小学校時代の同窓会 [友人]

 お盆の頃といえば、お正月の時期とともに、同窓会の有力なシーズンかもしれません。現に私自身、今年の正月には中学校時代の学年の同窓会があり、今日(8/15)は、小学校の同窓会がありました。
 11時開会、10時集合と、案内に書いてあったのを、私はすっかり見逃して(というより念頭になく)10時半に行けば早い方だろうと勝手に決め込んで、故郷の実家近くの会場まで2時間の道のりを、大阪から帰っている次男に運転を頼んで、10時半前に到着したのでした。
 しかし、会場には誰一人いなくて、しばらくして従業員の方が「皆様は、10時頃集まられて、まずお墓参りに出発されました。11時開会ですので、会場でお待ちくださいとのことです」と、伝言をいただき、唖然。「10時集合」の意味が、やっとわかった次第でした。
 つまり、数年前に亡くなった同級生のA君(これまでの同窓会を、中止になって企画実行してくれていた)と、昨年逝去されたK先生(小学校3年生と5年生、2度も担任していただき、過去の同窓会にも出席してくださっていました)の墓参を、同窓会開会前に実行しようという計画意図を、ほかの友人たちは皆察知して、今実行しているのです。
墓参のことは念頭にありながら、「開会前に実行」という解が全く浮かばなかったうかつさは、私の脳の回路の不全をあかしだてしているようで、恥ずかしいというよりも気をふさがせるに十分でした。
 がらんとした和室の会場で、一人ぽつねんと時間を過ごしておりますと、一人、「Sです」と名乗って部屋の入り口に立つ人がありました。逆光でお顔がはっきりわからなかった、というのは口実で、一瞬脳内の回路が混乱を起こして、とっさの対応を失っていたのです。私は、最近とみに記憶や認知があやふやになりつつあるという自覚はあるものの、さすがに17人の同級生を、見分けられないはずはないという自信はありました。でも、その方を一瞥して、どうにも私の同級生のどの顔とも結びつかないのです。
 私のなかでは長い時間の沈黙があって、その間、おそらく頼りなげに目を空中に泳がせながら、必死で考えを巡らせた結果、至極当たり前の正解に到達したのです。小学6年の担任だったS先生でした。当時20代半ばの、背がすらりと高く、スポーツマンで、美術に秀でた、颯爽たる青年教師の面影が、その姿にも顔立ちにも容易に読み取れるはずなのに、「恩師のご出席」という発想を思い浮かべることができなかったことも、今日二つ目のうかつさでした。
 続けて、女性の参加者が来室。今度は、脳内回路も迷うことなく機能し、小学一年の担任S先生であることを了解し、お二人の恩師と懐かしくよもやま話をしているうちに、一同がそろい、開会となりました。
 地元に住むN君の骨折りで、短時間で準備・実現してくれた計画だけに、種々の事情で出席できない数人があったことは心残りでしたが、懐かしく友好的なひとときを過ごすことができました。
 東京、大阪に在住の級友を含め、地元を離れて各地に暮らす仲間が、何年ぶりかに集まって交流するのに、隔ての距離や時間は、全く瞬間に取り去られる。次第に薄らいだり、長い間思い出しもしなかった記憶や情景が、ありありと蘇ってくる、親密な空気のありがたさ。いわば、自己のアイデンティティの再確認につながる、格別の時間と空間は、得難いものでした。
 同級の仲間は、小学4年生の時に1人、25歳で1人、50代半ばで1人、それぞれ亡くなりました。生きてる間に、また会いたいね。3年後?5年後?毎年?と議論は百出でしたが、近いうちに再度計画することを約して別れたことでした。

陽を浴びても 眠りは深き カラスウリ [折々散歩]

今朝の散歩コースで、カラスウリが見られたはず。以前、地味な植物に似合わぬ、白いあでやかな花を撮影したことがありました。確か早朝に咲くはずと、思い込んだのは記憶違いでした。
カラスウリの花は、夕刻から日没頃の短時間花を開き、明け方にはしぼんでしまうようです。花言葉は、「よき便り・誠実」。up_IMG6972_1.jpg
確かに花は、いずれも閉じ加減で、満開の妖艶さは想像できませんが、それでも野末にひっそりと咲かせている「もともと特別な Only one」の美しさです。
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緑色の小さな実を着けている蔓もありました。
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秋から冬になると、真っ赤に熟れて、鮮やかです。(昨年撮影)
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子どもの頃は、しもやけやあかぎれに効く民間薬と教わりました。「しもやけやあかぎれって何?」と、いまのこには聞かれそうですが。
陽を浴びても 眠りは深き カラスウリ

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ドン・プレコ様 今朝はご機嫌麗しう [趣味]

「♪ドン・ドン・プレコ ドン・プレコ」という曲があったような気がしません?いやいや、「ドン・ドン・ガバチョ ドン・ガバチョ」でした。往年のNHK子供番組「ひょっこりひょうたん島」の初代大統領ドン・ガバチョ氏(声:藤村有弘)の登場のテーマでしたね。登場人物中もっとも世俗的で、自己顕示欲と名誉欲旺盛で、おしゃべりな、それでいて、純粋な義侠心をも併せ持つ、かわいい、憎めないキャラクターでした。
♪今日が駄目なら明日にしましょ
明日が駄目ならあさってにしましょ
あさってが駄目ならしあさってにしましょ
どこまでいっても あすがある ハイ♪
というような歌詞。当時、子供心には、植木等の無責任キャラとかぶって、いい加減なオトナの「汚さ」が鼻につきましたが、改めて思えば、子供たちにまっすぐなメッセージを投げかけていたのかも?
ちなみに、私がひいきにしていたのは、もちろん沈着無比な「博士」(声:中山千夏)と、これぞ男の「マシンガン・ダンディ」。
それはともかく、我が家のプレコ君。「ドン・プレコ」という名前だったかなと、ふと、さっき思いました。
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犬顔の正面図と、どじょう君とのツーショットを紹介します。ご機嫌麗しい、今朝のご尊顔です。
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自由なる友や何処を旅すらん [友人]

H氏への追悼の思いは、何らか書きとめておかなくちゃと思いながら、気が進みませんでした。
初盆でもあるので、少々メモを残しておきましょう。
ちょっと昔、H氏が中心になって、「平家物語」とか「西行法師」とか「小野小町」とかにちなんだ史跡や碑を探訪する「ツアー」が何度か企画されました。伝承のみで信憑性が定かでない「史跡」もふくめて「眉唾ツアー」と彼は名づけて、老若男女を楽しませてくれました。私は、決して熱心な参加者ではなく、冷やかし半分に、一ノ谷などを訪ねた「須磨・明石の旅」に混ぜてもらって、「明石焼き」を堪能したこととか、炎天下「小町姿見の井戸」(倉敷市)とか、「小町の墓塔」(総社市清音黒田)などの埋もれた「史跡」を、汗を拭き拭き訪ねたことなど、いくつかのシーンが細切れに思い出されるに過ぎません。その旅の企画立案者であり、ツアーコンダクターであり、解説者・チューターであったH氏が、いつも一番楽しそうでした。
運転免許を持たず、車を運転しない、というのは、地方都市の住人としては、奇特な存在でしょう。(そのくせケータイは、持ってましたよね。必ずしも、文明嫌い、便利さ嫌いというわけではないんだ。いやまてよ、懐に扇子と日本手拭い、髭剃りには日本カミソリ、多羅尾伴内を気取るファッションセンス、○万円という高級帽子etc.という志向は、やはり古典派ではありますね。)
車を持たない彼の機動力は抜群でした。20代のある週末、「国鉄」の駅ホームでバッタリ出会い、どちらへ?と聞くと、京都の歌舞伎公演を観にいく途上とか。あの年齢から、歌舞伎趣味でした。東京の歌舞伎座へもひょいと足を伸ばす。前述の歴史探訪も、必ず事前の下見(これが彼にとっては本番?)を欠かさなかったそう。
旅行や遠距離移動は、苦にならなかったようです。用務で県外に出かける機会などあれば、併せて行きたい場所に足を伸ばして来るようなことが、しばしばあったようです。私などは億劫者ですので、点と線の移動で済ませてしまうことが多く、見習いたいと常々感じることでした。
1年余り前の大腸癌の手術後の、療養と抗がん剤治療の期間も、彼は隙を見ては高野山周辺を訪ねたそうで、そのポジティブな行動力には頭が下がる思いでした。
亡くなる直前、お見舞いしたときは、酸素吸入器を自分で着けたり外したりという状態ではあったものの、「重篤な大病」という様子は見て取れず、むしろ回復も間近という風にさえ感じられる気丈さで、それに油断してついつい長居してしまいました。心には密かに、次の旅の構想が広がっていたのかもしれません。文字通り「自由」になった今頃、どのあたりを愉しく旅しているのでしょうか?
病床で、彼は、冗談めかして「遺稿集」に取りかからなければならないと言っていました。目次・構想はあらかたできていて、あとは過去の「書院」(ワープロ)のデータをパソコンの文書に変換しながら、まとめたい。が、痛み止めの注射のせいで、始終うとうとしているので、この眠気と戦ってパソコンに向かうべきか、今は体力の回復を待つべきか悩んでいると、冗談半分に漏らしていました。
私は、「とにかく今はしっかり養生して、体力回復を先行させ、肺炎の治療を成功させて、あと気長に抗がん治療に向かいましょう。気長に、ゆっくりと」等と、当たり障りのない言葉を掛けるしかなかったのですが、まさかそのあと数日にして病態が急変して、帰らぬ人になろうとは思ってもみませんでした。
思い返せば、私の2007年の脳動脈瘤手術のあと、共通の友人であるU氏と自宅に見舞いに来てくれました。見舞う側と見舞われる側が、こんな風に逆転する場面など、夢想だにしませんでした。何しろ、彼の方が2歳も若いはず。お子さんもまだ学生だし、順番が違うでしょ。と、しきりに悔やまれてなりません。
彼の直接の死因は、肺炎。その背景に、転移した肺がんがありました。
彼を見送った4月の時点では、よもや私に、同じ病名が宣告されようなどと、誰が思いつくことができたでしょうか。でも、私のは、まさしく初期でしてね、あなたの苦痛や不安に比べたら、雲泥の差なのですよ。
ただ、病気が病気だけに、侮ることなく、「終活」の心構えだけは整えておきたいのですがね。なかなか、煩悩に勝てません。たとえば、きゅっと冷えたビール!(正確には発泡酒ですがね)
終活を心に期せど酒旨し

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初盆や逢うて寂しき目覚めかな [友人]

今朝方の夢で、久しぶりにH氏と逢いました。
気心の知れた何人かの顔ぶれで、テーブルを囲んで、なにやら座談めいたことをしています。議論が白熱するというわけでもなく、沈滞するというわけでもなく、穏やかに、快い時間が過ぎていました。
いつものように、H氏は、要所要所で緩やかに発言し、気の利いた味のある意見を陳述します。それを、周りもいつもの通りに受け入れ、話題が快く展開していくのです。
「健在そうですね。これなら、また一緒に○○(地名ですが、どこだったか。)へもいけますね。」と私が言うと、周りも同感らしく一様に頷き、H氏自身も、まんざらではない様子。
もちろん私もみんなも、彼が癌で闘病の末、この4月に肺炎をこじらせて急逝した事実を重々承知した上で、そう思っているのです。通夜でも葬儀でも、さらぬ別れを惜しんだばかりなのに、こんなにあっけなく再会がかない、しかも、また以前のように、弥次喜多の旅さえもできそうだと、うれしく思っているときに、目が覚めたのでした。
そういえば、丁度お盆。彼にとっては初盆で、もうこの近くに帰ってきているのかもしれません。合掌  
我が家の宗教は仏教ではないので、盆といっても、これといった特別な日でもないのですが、、、。
初盆や逢うて寂しき目覚めかな
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なぜ騒ぐプレコ [趣味]

我が家の水槽の主は、このセルフィン・プレコでしょう。いつの頃から我が家に棲み着いたか、はっきりした記憶も記録もありません。ただ、この春結婚した末っ子が、小学校高学年の頃にはもういたと思いますから、かれこれ10数年にはなるはずです。
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もちろん最初は、こけ取りのために、水槽の脇役として導入したものです。アルイジイーターや、オトシンクルスや、石巻貝なども入れていたたことがありましたが、アルジは性格が荒い、オトシンは少食、石巻貝は繁殖しすぎてうるさい、などの理由で、プレコのコケとり効果に期待したのです。それと、ナマズに似た底生魚は、子供たちに人気もありますし。
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飼い始めた当初は、ペットショップでよく見る3~4センチの普通サイズ(のなかでも極小のもの)を、お買い得価格で購入した記憶があります。
その頃の水槽の主役は、どんな魚だったか、これも、覚えていません。エンゼルフィッシュ、ゼブラダニオ、トランスルーセントグラスキャット、ブラックテトラ、ブラックネオンテトラ、グローライトテトラなど各種テトラ類、各種のグーラミー、グッピー、プラティ、ラスボラヘテルモルファ、ベタ、など小型中型の魚が、入れ替わり目を楽しませてくれました。彼らは、寿命を終えて、世代交代していきますが、このプレコ君だけは、長生きしながら、どんどん大きく育っていきました。
 実はほとんど同じくらいのサイズに育った20~30cmくらいのプレコが、複数いて、水槽が狭くなり始めたこともあって、末っ子が中学1年の頃でしたか、2匹ほどお友達に差し上げました。
母親同士が友人で、「丈夫な魚で、何の世話もいらないよ。放ったらかしでも育つよ」と強調したらしく、実際餌もやらずに飼育されたそうですが、残念ながら落命したとの由。やはり、水槽のコケだけでは生きられなかったらしい。
我が家に残った個体も、何度か水槽を入れ替えたりするうちに、環境の変化で死んだものもいましたが、この個体だけは、ご覧のようにすくすくと大きくなりました。
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このプレコ、通常は水底でじっとしていて、他の熱帯魚のような美しさ華麗さを期待すべくもありませんが、同居している小型魚のために浮遊餌をやると、直立したり仰向けになったりして、餌を飲み込み、曲芸さながらです。本来プレコ用の餌は、水底に沈下する固形餌なのですが、それは後でじっくり食っているようです。
 彼、なにやら気むずかしいところもあり、何を思ったか時々水しぶきを上げて、水槽のなかで跳躍したり身をくねらせたりして、同居の小型魚たちは大迷惑ですし、突然の物音に人間様も、ぎょっと心臓がつぶれそうになることしばしば。
 「はいはいご主人様」とばかりに、お食事を差し上げるとご機嫌を直していただけるときもありますが、最近どうにも、虫の居所が悪いのか、繰り返し暴れることが続きました。
誤報といわれる緊急地震速報の騒ぎがあった先日の、前後に、このプレコ君が暴れることが何度か重なったものですから、地震を予知しているのでは?と細君などは半ば本気で心配したりしていました。
あまりに度重なるので、彼の訴えに真摯に耳を傾けてみようと、水槽内の環境改善を試みることにしました。ここのところの猛暑で、室温が急上昇していることは、プレコ君にもダメージになるでしょうから、日中は極力エアコンを効かせることにしましたが、、、ご機嫌は今ひとつ。
新鮮な水を、10Lばかり供給、、、依然不快そう。
浄水装置の点検。上部濾過装置は、濾材の状態もまだ健全そう。次に、外部濾過器の点検。そういえば前回メンテナンスしたのはいつだっけ?と、蓋を開けて濾材をみてみると、どろどろの目詰まり状態、ほとんど濾過器の用をなしていませんでした。これを、しっかり水洗いして、素材も更新してやると、現金なことに、ご機嫌がおさまりました。
同居しているどじょう君は、自己表現が曖昧でとらえにくいが、まずまず満足している様子です。
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熱帯魚とのコミュニケーションの一席。お後がよろしいようで。

ツクツクホウシを見た [折々散歩]

暦の上で秋ともなると、生き物たちは季節の推移を敏感に察知して、絶妙のタイミングで舞台に登場しては退いていくもののようです。たとえ気温が、史上最高を更新していても。
クマゼミのかまびすしさに、いくらかアブラゼミが混じり、つい最近は、ツクツクホウシの声に気づきようになりました。
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今日、孫と近所の公園に行きましたら、さかんに鳴いていました。ツクツクホウシは、「ツクツクホーシ」と鳴くのか、「オーシツクツク」と鳴くのか「論争」があるそうですが、どうしても聞き定めることが出来ません。
目をこらしても見つけにくいのですが、やっとカメラに納めました。暗い木陰ですので、どうしても、手ぶれを起こしてしまいます。
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藤沢周平氏の「蝉時雨」は、ヒグラシでしょうか。直木賞作家葉室麟 詩の「蜩ノ記」も。「カナカナカナ」と哀感を含んだ鳴き声は、涼しさと物寂しさを演出しますね。
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子ども時代、蝉捕りにはこのジョロウグモの巣を、鳥もち代わりに使ったものでした。女郎蜘蛛とも書き、 上臈蜘蛛とも書きます。ところで、私たちにとってジョロウグモとは、この写真の蜘蛛のことでしたが、厳密にはこの蜘蛛はコガネグモといい、ジョロウグモは別種だそうです。

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音が出た。しかもチョー簡単に。 [趣味]

我が家のニューマシン=「改造」サーバー機fujitsu PRIMERGY tx100s3



は、サーバー機ですので、デフォルトでは、グラフィックもサウンドも利用できません。もちろんOSレス機ですので、任意のOSを自己調達する必要がありました。


うれしいことには、専用キーボードも、マウスも純正品が付属しています(当たり前か?)し、電源コードもアース付きの立派なものがついています。電源(250wとエコサイズです)も、ケース冷却ファン(静音です)も、CPUもメモリーもHDDも、DVDドライブも、みんなそろっています(当たり前か?)。
ですから、家庭用デスクトップ機として使用するという我が家の用途のためには、最低限、グラフィックとサウンドさえそろえば是、でした。
前述のようにグラフィックボードは、最初に購入したもの(「玄人志向」の廉価版=いつもお世話になります。)が無問題で動作。古い液晶ディスプレイを、軽快に美しく活用できました。





問題は、先日しくじったサウンド(PCIソケットが足りない)でしたが、今度はUSB接続のサウンド装置(何という名前の機器かわかりません)が、行きつけのPCショップで棚売りされていました。1000円札一枚でお釣りが来るので、ギャンブル気分で(小心なギャンブル)買って帰ってました。
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Made in china で、日本語の説明書もないものでしたので、少々心に余裕のあるときに(というか、退屈なときに)いじって遊ぼうと思って、2~3日放っていたものを、さっきつないでみました。
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するとどうでしょう。全く何の苦労もなく、自動でドライバもインストールされたらしく、すぐに認識されて、音質も結構満足できました。
パソコン入門時代の苦労を思えば、拍子抜けするほど簡単。これは、私のスキルが向上したのか、はたまた、、、?
とにかくこれで、家庭用途、ビジネス用途、インターネット閲覧と多少の画像処理という我が家の用途では、
音も絵も、ほとんどストレスなく使えるようになりました。


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木に登るカエル [折々散歩]

水上勉氏の「ブンナよ木から降りてこい」については、以前書きました。
ブンナは木登りの得意なトノサマガエルです。
ところで私は、トノサマガエルと言えば、でんと座ってふんぞり返っているところとか、水に浮かんでリラックスしているところとか、のそりのそりと歩いたり、勢いよく跳ねたりする姿を、子どもの頃から見慣れていますが、木登りする姿は思い浮かべることが困難です。これは、去年見かけたトノサマガエルの成体。やはり地面から素早く池の中に逃げ込みましたが、木に登って逃げたりはしませんでした。
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アマガエルが、吸盤を使って上手に木登りをする姿も、おなじみです。
アマガエルの百態は、いろいろと写していますので、機会があればまた紹介するとして、下のカエルは何ガエルなのでしょうか?確かに上手に木に登るカエルなのですが。
この写真は、去年の夏写しました。同じ場所を、今朝も歩いてみましたが、見かけませんでした。またチャンスがあれば逢いたいな。
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蜻蛉釣り今日はどこまで行ったやら 千代女 [折々散歩]

蜻蛉釣り今日はどこまで行ったやら 加賀千代女
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今朝も、日の出を見ながら散歩です。
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払暁のひかり纏うや月見草

おきまりの田園コースには、幾種類もの虫たちが出迎えてくれます。今朝「採集」した獲物は、蜻蛉たち。
天(そら)の色写して青し糸蜻蛉
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初(うぶ)ゆえか紅も控えめアキアカネ
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朝焼けを浴びて色増す茜かな
暦では出番なれどもアキアカネ
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ここいらはウチワヤンマの領なるか
大蜻蛉天下の秋を睥睨す
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苦吟しても麦わらトンボの句は成らず
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蓮の花あれこれvol5 レンコン畑に咲く蓮の花 [折々散歩]

レンコン畑に蓮が咲く、何の不思議もなけれども、蓮の花こそゆかしけれ。汚れた泥の中でも、蓮は、清らかで美しい花を咲かせます。

泥中の蓮(でいちゅうのはちす)という言葉があります。三省堂大辞林 の解説は、下記の通り。
〔「維摩経」の「譬如下高原陸地不レ生二蓮華一、卑湿淤泥乃生中此華上」などによる語〕真理・悟りなどが煩悩(ぼんのう)に汚染されないことのたとえ。転じて、汚れた環境にあっても清らかなもののたとえ。泥の蓮。汚中の清。

蓮の名所をわざわざ訪ねなくとも、散歩道すがらのレンコン畑に、美しい蓮の花が咲いていることのシアワセ。

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蓮の花あれこれvol4 古代ハスに咲く優曇華? [折々散歩]

意味不明のタイトルです。「優曇華」はウドンゲと読みます。
国語辞典には、こうあります。
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》

㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。
㋑きわめてまれなことのたとえ。
2 クサカゲロウ類が産みつけた卵。短い柄についているので、花の芯(しん)のように見え、1㋐になぞらえていう。吉兆とも凶兆ともいわれる。《季 夏》「―やしづかなる世は復(また)と来まじ/草田男」
3 クワ科の常緑高木。葉は楕円形で先がとがる。花はイチジクと同じく、壺状の花托に包まれて、外からは見えない。果実は食用。ヒマラヤ山麓・セイロン島などに産する。
4 バショウの花のこと。  「デジタル大辞泉」より

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 2000年前の種子から育った「古代ハス=大賀ハス」の花に、3000年に一度咲くという「ウドンゲ」が咲いているのがおもしろいでしょう。
 クサカゲロウという昆虫、凝った卵を産みつけるものです。これも造化の巧みというべきでしょう。この写真、何枚か写したものが、それぞれ、手ぶれ、被写体ぶれ、ピントのずれ、構図の不適切等々の瑕疵を含んでいて、不満なので、後日気合いを入れて機材を整えて、再度訪れた時には、もう時期を逃していて、空振りに終わりました。
 高校野球もそうですが、チャンスに的確に安打を放つことが、どんなに大切で、かつ難しいか、、と痛感させられます。次のチャンスは、なかなかやってこないものですね。
 おまけは、古代ハスに憩うウチワトンボ。何やら意味ありげなオブジェと見えませんか?
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蓮の花あれこれvol3 岡山後楽園の蓮の花 [折々散歩]

今年の7月7日付「山陽新聞」に、こんな記事がありました。

岡山・後楽園で観蓮節 2千人が早朝から開花観賞
 岡山市の後楽園で7日、夏の風物詩「観蓮節(かんれんせつ)」があった。午前4時の開園から約2千人が訪れ、鮮やかなハスが花開く様子を楽しんだ。
 園中央の井田(せいでん)では、群生する古代ハス「大賀ハス」のつぼみが徐々に膨らみ、かれんなピンクの花が開花。園西部の花葉(かよう)の池でも、「一天四海(いってんしかい)」が直径約30センチの白い大輪を咲かせた。入園者は琴や尺八の調べを聞きながら、しっとりとした風情を堪能していた。
 この日は暑さが本格化するとされる二十四節気の「小暑」で、岡山市の最低気温は24・6度と蒸し暑い朝となった。(中略)
 観蓮節は岡山市出身の植物学者・故大賀一郎博士が弥生時代の地層から種子を発見、開花させた大賀ハスの寄贈を機に1956年から毎年開催。同園によると、見頃は今月中旬まで。

蓮の花は早朝に咲き、開花の時「ポン」と音を立てると、巷間に言い伝えられます。
子規の句に
蓮開く音聞く人か朝まだき  
朝風にぱくりぱくりと蓮開く 
等があり、この音を聞くと悟りが開けるとも言われます。
 この開花音、真否を巡っては古くから論議のあるところですが、「ハス博士」として知られる大賀一郎氏は、大賀ハスの開花時の振動を500倍に増幅して測定したところ、花弁の擦れ合うごくわずかな振動を確認したのみで、「ハスの開花音として認識された音は、鯉の口がパクパクする音や魚やカエルの跳ねる音ではないか」と述べておられる由。
 後楽園観蓮節で、開花音を聞いた方があるかないか、確かではありませんが、カメラの砲列に囲まれて、ハスも恥ずかしくて頬を染めているのではありますまいか?恥ずかしがり屋の私は、できるだけ人気のない時を狙って、「盗撮」もどきの落ち着きのなさで、こっそり何枚か写した、去年の写真がこれです。今年はまだその機会がありませんので、参考までにUPしておきます。
いずれも古代ハス(大賀ハス)のつもりで写したのですが、どうでしょうか?

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蓮の花あれこれ vol2 大賀博士の故郷に咲く純粋種の古代ハス [折々散歩]

 盆を前に、再び蓮の話。
 1951(昭和26)年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、約2000年前の縄文時代のハスの種3粒が発見され、そのうちの一粒の開花に成功しました。世界最古の花と言われる、この古代ハスは、発見者の故大賀一郎博士(当時関東学院大学教授)にちなんで大賀ハスと名付けられ、全国に分根されて育てられている由。
 その大賀博士の出身地が、岡山県賀陽郡川入村(現:岡山市川入)であることから、岡山市後楽園の井田にも大賀ハスが植えられ、公園を訪れる人たちの目を楽しませています。
 後楽園のハスは、以前撮影したものがあるので、またページを改めて紹介したいと思いますが、この後楽園の大賀ハスは交雑が進み、純粋種でなくなったため、植え替えのために抜き去られることになったという記事が、数年前、地元の新聞に紹介されました。

「大賀ハス」姿消す
 岡山市・後楽園で、約2千年前の古代ハス「大賀ハス」が姿を消した。50年以上にわたり入園者に親しまれてきたが、他種との交雑による淘汰が進んだことで、純粋種でないハスが増加。病気のまん延もあって、同園が撤去したため。土壌を入れ替えるなどし、来年の純粋種復活を目指す。
 大賀ハスは他種に比べピンク色が薄く、花の開きが大きいのが特徴。同園は井田で栽培していたが、3年ほど前からこれらの特徴を持たない花が目立つようになったという。
 幅約60cmのあぜを挟んだ隣の井田で、毎葉蓮(まいようれん)や漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)を栽培しており、花粉が行き交って交雑が進んだとみられる。現在では大賀ハス以外も「品種の特定は難しい状態」(後楽園事務所)。  ---平成21年7月2日「山陽新聞」
 
 その後、純粋種の栽培はどうなったか、詳しい経緯は確かめていません。
 一方、博士の出身地に近い、庭瀬城址の堀にも、純粋種の大賀ハスが栽培されていると知り、興味深いので、この夏尋ねてみました。6月下旬には、近所のレンコン畑で蓮の花を見るようになっていましたので、7月7日に一度尋ねてみたのですが、その時はまだ蕾も見えませんでした。
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ぞろ目を狙ったわけではないのですが、八月八日、再度訪れ、写したのがこの写真です。
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縄文の息吹を伝える淡いピンク色の花が可憐です。大賀ハスは、開花・閉じるを3回くり返し、4回目の開花後、散ってしまうそうです。初開花から散るまでの間、花色は鮮やかなピンクから次第に白色へと変化して行くそうです。
私の目の前で、はらりはらりと散り落ちる花弁が濠の水面に浮かぶ様子も、清楚ながらあでやかでした。白い花弁も、淡いピンクの花弁も、水面を優美に漂っていました。
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庭瀬城址公園の松の木に、アブラゼミが鳴いていました。悠久の歴史を伝えるたたずまいのせいか、蝉の鳴き声もかまびすしさが和らいで感じられました。それにしても暑い日でした。そのあと、短時間のスコールがありました。(8/8記)
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綿の花黄に輝ける長崎忌 [時事]

長崎への原爆投下は、午前11時。その日の長崎上空は厚い雲に覆われていたと言います。今正午を少し過ぎたところですが、瀬戸内海に近いわが地方は、照りつける陽射しがまぶしい。この時間で、室内の温度計は35度を超えています。
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この調子では、今日の最高気温は、体温を超えそうな勢いです。

体温に迫る暑さや綿の花
このうだる暑さの中で、綿の花が元気に咲いています。強い光の中で、クリーム色の花弁が鮮やかに輝いています。
綿の花黄に輝ける長崎忌
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とほほ  PRIMERGY fujitsutx100s3 には、PCIバスが一つしかなかった。 [趣味]

 先日組み上げた(といっても、グラフィックボードの装着、HDDの増設、OSのインストール、無線lan子機の装着、各種手持ちのソフトをインストールを行っただけ)富士通サーバー(PRIMERGY fujitsutx100s3)は、順調に働いています。

ねじなしでケースの蓋が簡単に開閉でき、内部も非常にアクセスしやすい構造になっています。冷却ファンもかなり静かで、しかも風の通りがよくて内部がよく冷えます。

富士通 PRIMERGY TX100 S3 OSレスタイプ PYT10PZD2X

富士通 PRIMERGY TX100 S3 OSレスタイプ PYT10PZD2X

  • 出版社/メーカー: 富士通
  • メディア: エレクトロニクス




 多少試行錯誤が必要だったのは、OSのインストールくらい。でもこれは、net上の先人の知恵をお借りしてクリアーできました。無線ランの設定も、拍子抜けするくらい簡単でした。この小ささで無問題でネットにつながります。

PLANEX 11n/g/b対応 150Mbpsハイパワー無線LAN 携帯電話用USBアダプタ GW-USNano2-M

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  • 出版社/メーカー: プラネックス
  • メディア: Personal Computers





 CPUは、Pentium G640(2.80GHz/3MB/Dual Core)というのサーバー用のデュアルコアCPUが搭載してありますので、システム上は2つのCPUとして認識されますね。 これで不満なら、xeonやらIntel Core i*やらに換装できそう。もう、グリースやら冷却ファンの着脱やらの煩わしさが先に立って、その種の冒険にわくわくする元気は薄らいで、できれば手軽で安定していて、しかもリーズナブルなのが好ましくなりました。その意味では、我が家の現行各機のなかで突出して優等生のマシンになりました。
 で、気に入るとますます欲が出てくるのが悪癖で、小遣いレベルでできそうなメモリーの増設と、サウンドボードの装着にチャレンジ---してみることにしました。
そこで、通販で手に入れたのがこれ。
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 4ギガバイトのメモリ(5K円あまり)です。ちゃんとぬかりなく、ECCメモリーです。昔、×メガバイトのメモリを、清水の舞台から飛び降りるほどの覚悟で買ったのを思い出すと、隔世の感です。HDDだって、「テラ」の時代ですからねえ。余談はさておき、このメモリー、無問題で装着でき、デフォルトの2gbと併せて、6gbで認識されます。作業のストレスが格段に緩和されるはず。めでたしめでたし。
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もう一つのチャレンジ。このマシンでも、音を楽しみたい、と、サウンドブラスターのPCIサウンドカードを、新品で買いました。我が家のジャンク箱を探れば、あれやこれや昔使ったサウンドカードが2枚や3枚は出てくるはず、、、ですが、無用なトラブルを回避したいという安定志向から、新品を買っちゃいました。

Creative サウンドカード Sound Blaster 5.1 VX PCI SB-5.1-VX

Creative サウンドカード Sound Blaster 5.1 VX PCI SB-5.1-VX

  • 出版社/メーカー: クリエイティブ・メディア
  • メディア: Personal Computers




でも千数百円ですから、昔のジャンク品と対して変わらない。意気揚々とこれを装着!しようと思って裏ぶたを開けて初めて気づきました。なんと、PCIバスが一つしかない。その唯一のバスは、グラボでふさがっている。とほほ。
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先人の知恵に、もっと真摯に耳を傾けておけばよかった。と、後悔するのはいつものこと。楽しみが継続して、よかったよかった、と思いましょ。

先人方の下記のページ、参考にさせていただきました
http://pbsoldier.seesaa.net/article/360839328.html
http://blogs.yahoo.co.jp/beautyhappinesshide/62596282.html
富士通 PRIMERGY TX100 S3 wiki@nothing
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生老死悟り顔なる夏蛙 [折々散歩]

生老死悟り顔なる夏蛙
蛙の表情は、ともすれば哲学者みたいと、言う人があります。同感です。この小さな、ひ弱な生き物たちは、それぞれに、生老死にかかわる様々な煩悶や苦悩と向き合い、「蛙として、蛙らしく生きる」という悟りに達しているのでしょうか?
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水上勉氏に「ブンナよ木から降りてこい」という児童向けの作品があります。ブンナは、釈迦の悟りの遅い弟子ブンナーガにちなんだ名前を持つトノサマガエル。木登りが得意です。
ある時ブンナは高いシイの木のてっぺんに登るが、そこは、実は鳶の巣であり、逃れがたい「生命の連鎖」の諸相に直面する場所だったのです。
、「生命の連鎖」の重みや、いのちを繋いで生きることの尊さを、子どもたちと一緒に考えさせるこの作品は、舞台演劇やアニメーション映画にもなりましたね。私は残念ながら、観てませんけれど。

抜き書きメモ
「弱いってことは、わるいことではないよね、かなしいことだけど……わるいことではないよね」(雀の言葉)
「ブンナよ、おまえはいつでも死ぬ覚悟ができているか。この世は弱肉強食の世界だ。かえるにうまれたおまえは、いつへびにみつかっても、鳶にみつかっても、みぐるしくなく、つれていゆかれる心ができていなければならない。ブンナよ、覚悟はできているか」(老蛙の言葉)
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写真販売サイトにも画像を掲載しています。
写真素材 PIXTA