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目からウロコ(その2)、の巻 [雑話]

早朝の民法ラジオから、ベートーベンの交響曲第6番「田園」の第1楽章の曲とともに「心に愛がなければ どんなに美しい言葉も 相手の胸に響かない - 聖パウロの言葉より - カトリック教会がお届けする『心のともしび』」という声が流れてくるのを、物心ついた時分によく聞いた覚えがあります。


「心に愛がなければ どんなに美しい言葉も 相手の胸に響かない」---高校のころなど、友人との日常会話に、冗談交じり、本気まじりで、このフレーズが用いられることもありました。


今、誰よりもアベさんに聞かせたい言葉です。


聖パウロについて、ウィキペディアにはこんな解説があります。


パウロ(希: Παῦλος、? - 65年?)は、初期キリスト教の使徒であり、新約聖書の著者の一人。はじめはイエスの信徒を迫害していたが、回心してキリスト教徒となり、キリスト教発展の基礎を作った。ユダヤ名でサウロ(ヘブライ語: שָׁאוּל‎、Šāʼûl)とも呼ばれる。古代ローマの属州キリキアの州都タルソス(今のトルコ中南部メルスィン県のタルスス)生まれのユダヤ人。
(中略)

回心
ダマスコへの途上において、「サウロ、サウロ、なぜ、わたしを迫害するのか」と、天からの光とともにイエス・キリストの声を聞いた、その後、目が見えなくなった。アナニアというキリスト教徒が神のお告げによってサウロのために祈るとサウロの目から鱗のようなものが落ちて、目が見えるようになった。こうしてパウロ(サウロ)はキリスト教徒となった。この経験は「サウロの回心」といわれ、紀元34年頃のこととされる。一般的な絵画表現では、イエスの幻を見て馬から落ちるパウロの姿が描かれることが多い。


前回記事の「目からウロコ」の由来は、このエピソードだったのでした。


さて、きょう、6月29日は「聖ペテロと聖パウロの聖名祝日」だそうです。にわか仕込みの蘊蓄でした。




キリスト教がらみの蘊蓄につづいて、仏教がらみの蘊蓄も添えてバランスを取ることにしましょうか(笑)


今は昔、2014年の今日、こんな記事を書いています。


六月の花 紫陽花 総集編


途中、倉敷市藤戸寺を通ってみました。平家物語ゆかりの寺で、沙羅(ナツツバキ)で有名な寺ですが、六月の三日間だけ客殿を開放し「沙羅の花を観る会」が催されるのだそうですが、今年はあいにく開放期間終了との掲示がありました。


また、同じ年の6/11の記事。故旧あい集いし森の青胡桃


庭にはシャラ(ナツツバキ)のツボミもふくらみ始めていました。

この花は、咲いたらその日のうちに散るのだそうです。

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先日訪ねた半田山植物園でも、シャラの木を見つけました。

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平家物語冒頭の、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。」と描写されるのが、「沙羅」ですね。
釈迦入滅の時、その床の四辺にあった沙羅樹がたちまち枯れて白色に転じたと言われます。

日本ではこの「ナツツバキ」を「沙羅」と呼び、庭木として植栽しますが 、釈迦入滅を見届けた「沙羅」の木とは別種だとも聞きます。


そのあとも、何度も話題にした花ですが、そのナツツバキ(沙羅)が後楽園に咲いていました。先日(6/26)の撮影です。


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井田そばの古代ハス(大賀ハス)が満開です。


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アオサギがいます。


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シラサギがいたりして、我が家の近所の田園風景と見まがいますが、後楽園の井田の中です。前回に比べて稲苗が一気に育っています。


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アジサイは、今が盛り。


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かやぶき屋根のスケッチ。


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青もみじ。


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赤い紅葉もありました。


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後楽園散策中に、かなり強い雨に見舞われました。あいにく傘は、駐車場の車の中です。身体が濡れるのは、涼しくて良いくらいですが、カメラが濡れるのは困ります。ボディは、防塵防滴のPENTAXk-30ですが、レンズのSIGMA120-400は、防滴仕様ではありませんから、バッグの中に隠して歩かねばなりません。


そんなときに、カワセミに会いました。急いで取り出して.慌てて写しますが、どうやらiso設定が感度不足のようで、シャッター速度が稼げず、ブレブレ写真ばかりでした(残念).ちょっとましなのを記念に残しておきます。


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トリミングします。


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今日の付録


我が家の畑のアマガエル(6/25撮影)


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自然保護センターの滝川で、水浴するトノサマガエルを写していたのを思い出しました。6/15撮影。


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爬虫類・両生類が苦手な方は、御免なさい。


今日はここまで。


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目からウロコ、の巻 [雑話]

最近、この年齢になって「目からウロコ」を体験する場面が、なんだか増えたような気がします。これまで、知ってるつもりで生きてきたことが恥ずかしい限りですが、誤認識を一つでも改めることができたとすれば、幸いなことと、自分を慰めています。ところが、困ったことに、「目からウロコ」の中身が何だったか、忘れてしまって思い出せないことがしばしばあります。


ここ2,3日も、気になって仕方がないことがありました。それが何だったか、思い出せそうで思い出せない。「言葉の思い違い」に関係ありそうだというところまでは、ぼんやり思い浮かぶのですが、いつ、どこで、何によって(あるいは誰によって)、そして何について、「目からウロコが落ちる」体験を得たのだったか、考えても考えても頭の中の濃霧は深まるばかり。寝ても覚めても、居心地が悪い状況が続きました。


もちろん、一日中それにかかずらわっているわけにも行かず、必要な人づき合いや、よんどころのない請負仕事、また家庭内業務に時間を割かなければならないのですが、その隙間のふとした瞬間にも、思い出せないもどかしさがつのって、心が晴れません。


そもそものきっかけはというと、先日、半田山植物園を歩いたことを記事にしようとする過程で「目からウロコ」を体験し、これをタイトルにしようと考えたことが始まりでした。


まずは、いつものように散歩写真のご紹介。


赤いネムの花。


緋合歓(ヒネム)でしょうか?


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白花合歓木(シロバナネムノキ)?


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紫陽花(アジサイ)


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バラ。


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スモークツリー?


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キキョウ。


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ビーズレモン。


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ハンゲショウ。


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アーティチョーク。


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河骨(コウホネ)のとなりに咲いていた浅沙(アサザ)。コウホネは、前回、自然保護センターのものを紹介しましたで、今日はアサザ。花が咲いているところははじめて見ました


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ハス。


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スイレン


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デンジソウ。漢字で書くと「田字草」。確かに四枚の葉が、田の字の形をしています。


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ベニシジミ。


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ウチワヤンマ。


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さて、今日のテーマ。目からウロコの対象は、、、


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何が「目からウロコ」かと言いますと、このトケイソウ、英名を「Passion flower(パッションフラワー)」と言うそうです。「パッションフルーツ(passion fruit)」もトケイソウ科の果物で、「果物時計草」という和名もあるそうです。


ところでこのパッション(passion)、てっきり「情熱」の意味だとこれまでずっと思っていました。中南米原産だといいますし、いかにも情熱的な風土に似合う植物だとおもいこんでいたのです。


ところが、まったくの早のみこみ。ウィキペディアにはこうありました。


和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。

英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。 16世紀、原産地である中南米に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。

属名は造語だが、やはり上記比喩に倣ったもの。

なお、英単語 passion には「情熱」の意味もあるが、この植物の名称での passion は「受難」の意味であって、「情熱」の意味ではない。


フームなるほど、聞いてみないとわからない。「目からウロコ」でした。そう言えば、以前も同じようなことを思ったことがあったけれど、あれは何だったっけ?と考え始めたことが、冒頭の文章につながります。


やっとのことで、今日の未明、ふっと思い出しました。


「タックスヘイブン」を、長い間を税金の「天国」と思い込んできたのを、浅はかな勘違いだったと教えられたことが、ごく最近、あったのでした。これもまた、ウィキペディアの説明を借ります。


タックス・ヘイヴン(英語: tax haven)とは、一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域のことであり、租税回避地(そぜいかいひち)とも、低課税地域(ていかぜいちいき)、とも呼ばれる

フランス語では「税の楽園」「税の天国」を意味するパラディ・フィスカル(フランス語: paradis fiscal)と言い、ドイツ語などでも同様の言い方をする。しかし、英語のタックス・ヘイヴンの haven の日本語での意味は「避難所」であって、「楽園」「天国」を意味する heaven ではないことに注意されたい。


ところで「目からウロコ」の出典は、意外にも、新約聖書だそうです。


目から鱗が落ちる(精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典)

新約聖書の「使徒行伝」から出たことば。何かがきっかけとなって、急に物事の事態がよく見え、理解できるようになるというような場合のたとえとして用いられる。

※引照新約全書(1880)使徒行伝「彼の眼(メ)より鱗(ウロコ)の如もの脱(オチ)て再び見ことを得、すなはち起てバプテスマを受」


ちなみに、検索してみると、拙ブログの過去記事でも「目からウロコ」の体験を何度か書いています。印象深いものを再録しておきます。丑の日の朝散歩、の巻(2016-07-30)


前日カルガモ親子を案内して下さったM師からいただいたメールをきっかけにした記事です。


メールでは、相模原の事件について、あれこれ書き散らしてきた私の文章に欠けていた視点に気づかされ、目からウロコでした。
うすうす感づいていたのに、言語化できずにいた、と自己弁明しているところですが、肝心なポイントですので、了解を得て紹介させていただくことにします。
というわけで、馬脚を現す前(いや、もう十分に露見していますが)に、早々に切り上げるつもりでいたこの事件の話題を、再度俎上に載せることにします。
以下、Mさんのメール(抄)です。

  おぞましい事件が起きましたね。いまこの国を覆う能力主義的価値観の行き着く先のような気がします。格差や能力主義への無自覚な抗議ではなくその逆のように思います。権力者の能力主義的弱者切り捨ての価値観への無自覚な迎合でしょう。
私も大学卒という学歴を持つということは一応この能力主義的偏差値体制の勝者ですから、身に染み付いた能力主義的価値観はなかなか洗い流せません。昔吉野さんからガツンと一撃をもらったのを今でも思い出します。いわゆる底辺校に勤務していた頃授業で時事問題の雑談をしていた時、家計を助けるため毎朝新聞配達をし後登校してくる生徒がいました。その時ある事件について質問してくるので「君は新聞を配達しているのだろう。今日の新聞に載っていただろう。」というと「わしゃあ漢字が読めんからようわからん」という返事をもらいました。吉野さんにこの話をして、「ということは高校生にもなって教科書も読めん子がおる。こうゆう子らに何を指導すりゃあえんじゃろう。」と教育困難校の悩みを話したら。「新聞が読めん子には新聞が読めるようにしちゃらあいいが、それがあんたの学校の教育課題じゃねんかな。あんたらの学校の子は箸がもてるじゃろう。自分で飯が食えるじゃろう。うちの学校には箸の持てない子がおる。箸の待てない子には箸が持てるようにしてやるのが教育課題じゃ。難病であと少しの寿命の子もいる、もうすぐ死ぬ子に教育が必要か?この子には人間として死なせてやる、それが教育課題じゃ。」というような意味のことを言われました。
能力主義的人材育成教育でない「人間教育」とは何かを真剣に考えさせられた一撃でした。すごい人です。
今回の事件の犯人は衆院議長に手紙を届けようとしています。無自覚のうちに今の権力者の価値観に受け入れられると思っていたのでしょう。
そういえば以前、介護老人をビルの上階から落とした介護師がいました。私は要介護老人でないので黙っていました。次に障害者が虐殺されました。私は障害者でないので黙っていました。次に生活保護受給者が狙われました。私は生活保護受給者でないので黙っていました、次に年金受給者が・・・・・。
人は何かに役立つから価値があるのでなく、存在しているそのことに価値があるということを叫ばなくては。孫育ては能力主義社会から半歩出ている高齢者の役目だという人がいます。能力主義が渦巻く社会へ出て行く前の子供に存在そのものが素晴らしいと感じさせねば・・・と思う今日この頃です。

ちなみに、文章中の「吉野さん」とは、昨日の記事でご紹介した、「浅田達雄さんを支援する会」事務局長・障岡連(障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会)事務局長の吉野一正氏のことです。


こんな「目からウロコ」体験も、時間とともに記憶の彼方へ薄らいでいました。情けないことです。ところで、相模原の事件当日、こんな記事を書きました。


飼育中のツマグロヒョウモンすべて羽化、の巻(2016-07-26)


「障害者はいなくなってしまえ。」冷酷な、思い上がったこのセリフ。でもそれは、わずか70数年前「劣等人種はいなくなってしまえ」と、ユダヤ人たちを大量虐殺したナチスの若者たちのセリフと全く同じではないですか。おそらく深い心の闇を抱えた、尋常でない精神状態の犯人による「異常な猟奇殺人」には違いないでしょう。でも、その行動に実際に足を踏み出すか否かは別として、社会的弱者にたいする偏見と憎悪、差別と排除の空気は、しずかに醸成されているのではありませんか。

たとえば、野放しのヘイトスピーチ、傍若無人のネトウヨたちの言動の、向けられている敵意の方向は、あの犯人の若者と差異を見出すことが困難ではないでしょうか。

そして、困ったことに、今、特異な暴走政権を形づくっている「日本会議」勢力と、その共感者、支援者たちの奏でる主題歌が、まさにこの「劣等者は生きる価値なし」のメロディではなかったでしょうか。

いや、すべては謎。軽々しい論評は避けることにしましょう。


あれからもうすぐ4年。今年の3月には、植松聖(さとし)被告にたいする死刑判決が下され、被告の控訴取り下げにより刑が確定しました。しかし、「すべては謎」のままで、事件はまったく解決したとは思えません。被告存命のうちに、被告自身が深い自己省察・自己洞察を踏まえてすべてを語ることによって、「目からウロコ」となるような、真相解明がなされることを期待したいのですが、、、、


今日はこれにて。


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大裏銀豹紋???の巻 [今日の「これなあに」?]

昨日の記事に変なことを書いておりましたので,こっそり訂正しておきました。


機能の昨日の記録は、まだ書き漏らしがありますが、次回に譲り、、、


最近とみに,誤字脱字が目立ちます。手書き時代にも誤字はお手の物でしたが、ワープロ時代になってから思いもよらない変換ミスが頻発し、それに気づかないまま過ぎてしまうことが増えました。ですので、気づくたびにこっそりと「改竄」するのですが,公的文書じゃありませんから大目にみて下さい。


上で書いた「昨日の記録」,つまり一昨日(21日)の記録を補足します。


できるだけ早朝の涼しいうちにと,草刈りや剪定を終え、シャワーを浴びて仕事はオシマイ。外食で昼食を済ませて、日が高いうちに我が家に向かいます。


途中、前回火曜日に、休園でがっかりだった自然保護センターを,リベンジがてら訪ねてみました。


梅雨晴れ間のこれなあに,の巻


この日は妻も一緒でしたので,帰り道、、ハッチョウトンボを見せようと思い、自然保護センターに誘いました。いつもの駐車場に着くと何やら様子が違います。入り口に何台か車が通路を塞いでおり、中ヘ入れません。駐車場を間違えたかと,そこを通り過ぎてグルリとあたりを回ってみましたが、やはり、さっき通り過ぎた場所にまちがいないと思えて引き返し,よくよく見ると「火曜日休業」と掲示がありました。知りませんでした。すごすごと引き返しました。


自粛要請の緩和に伴ってか、入場者の数が多いようです。「マスク着用」の看板があります。マスクを着けての坂道登りは、息が切れます。


道端に咲くトラノオ。


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目が引かれるこの花。調べてみるとクサレダマだそうです。


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ちょっとかわいそうな名前,という印象ですが、名前の由来は「腐れ玉」ではなかったようです。ウィキペディアによれば、こんな解説がありました。


クサレダマ(草連玉、学名:Lysimachia vulgaris var. davurica)は、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。和名はマメ科のレダマに似て、草本であることに由来する。別名、イオウソウ(硫黄草)。


カナヘビも撮影しておきましょう。


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目当てのハッチョウトンボ、いましたいました。


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よく似てますが、はっきり大きい、


ショウジョウトンボでしょうか?


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前回も写したこのヒョウモンチョウ。


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この自然保護センターでは、ウラギンスジヒョウモン、.オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモン、クモガタヒョウモン、ツマグロヒョウモンなどよく似た蝶を観察できるそうですが、さてこの蝶は???


今日はこれにて。


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緊急報告あり、の巻 [折々散歩]

昨日は、夏至で.父の日で、部分日蝕の日でした。部分日蝕については、それが見えるとされる夕方16時ごろから18時ごろは、わが地方ではちょうど深い雲に覆われて、残念ながら見損ねました。


皮肉なことに7時前の割には、よく晴れて、明るい陽射しが眩しいほどになりました。日没は7時二十数分だそうで、さすが夏至の日の長さです。


父の日について言うと、わが家族に「父」は、三代にわたり5人が健在です。それぞれに心温まる祝賀イベントがありました(ようです)が、皆が無事であることこそ何よりのよろこびといえます。


昨日は、妻と早朝6時前に出発して郷里を訪ね、草刈りや庭木の剪定をして帰りました。


父は、時々、地元新聞読者欄に投稿し、採用されるのを楽しみにしていますが、この間、なかなか採用されないようで、ボツになった原稿を見せてくれました。


世界禁煙デー
今日から6月6日まで禁煙週間です。 たばこの煙から子供達を守ろう。 と山陽新聞に掲載されています。私も何回も挑戦しましたが、3日坊主で、止めてすぐ元通りになった。 先日古い書類など整理していたら、 名剌入れ兼用の定期券が出てきたので、 懐かしく見ていたら、中から55,  11.  11日から禁煙してハワイへ行こう。と書いたメモが出てきた。 その後ハワイへは行つてないけど、 たばこは完全に止めた。
好奇心で、 始めたたばこも止めるには苦労した。 喫煙は、 自分だけでなく家族特に子どもに害があるので、 禁煙をしましょう。 禁煙してから40年になるが年並みにいろいろと、痛いところがあるので趣味の、野菜作りが出来なくなり残念ですが、食べる事だけは1人前です。 禁煙したら食事が楽しみになり、 元気が出ます。
喫煙する所も少なくなり、 大変ですから、禁煙週間にたばこを止めましょう。
身体の調子は良くなりますよ。偉そうな事書いて申し訳ありません。


私も、禁煙には何度もチャレンジし、何度も挫折しましたが、今の所20年ほどはやめています。それでも、思いがけず肺癌の洗礼をうけましたが、、、、止めていなかったらもっと重症に陥っていたかも知れないと、考えることにしています。


機能の昨日の記録は、まだ書き漏らしがありますが、次回に譲り、最新のニュースを記事にしておきます。


今朝、短時間の畑仕事を終えて帰宅した頃、M師から久しぶりに電話をいただきました。我が家の近所の蓮田に、カルガモの親子がいるので、奥様と撮影に来ておられるのだそうです。急いで駆けつけると、すぐに師の車を発見できました。教えていただいた場所に,小さなヒナを連れたカルガモが確かにいました。


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ヒナのアップです。


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まずはご報告まで。


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故きを温めて,の巻 [日録]

故きを温めています。四年前の拙ブログにこんな記事を書きました。


気になる都知事選、の巻(2016-07-23)


都知事選挙の行方が注目されます。東京都という一自治体のみならず、日本の進路を左右する大事な政治戦であることはまちがいないないでしょう。

先日の参院選挙は、徹底した「選挙隠し」(こんな言葉初めて聞きましたが)「争点隠し」の挙げ句、与党とそのお友達勢力がまんまと議席をせしめました。すると、途端に、「改憲勢力が2/3を確保」の大見出しが踊り、隠れていた「争点」が白日にさらされました。その印象さめやらぬうちの都知事選ですから、当然、アベ政治とその追随勢力にたいする鋭い審判の機会にならねばならないし、なるはずです。そうしたもとで、市民と野党が行きがかりやしがらみを超えて、統一候補を掲げて闘うのは、画期的な歴史事件です。
それだけに、これまで猪瀨、桝添と、自ら押し立ててきた知事が2代続けてカネの問題で辞任に追い込まれた自公勢力は、危機感をつのらせ、公認候補と造反候補の「争い」を演出しながら、保守票・浮動票の取り込みに躍起であるようです。
でも、公認候補の増田寛也サンは、岩手県知事時代、1年間で171回も国内外に出張(ファーストクラス利用)、2013年8月には、南北アメリカ訪問で、16日間の渡航と宿泊費383万円。総務相当時には赤坂の高層マンションを約2億円で購入、在任期間中に不動産取引を行うことの自粛を求める大臣規範違反が指摘されています。また、公示日直前まで「東電」の社外取締役を務めるなど、どっぷりと「原子力ムラ」に身をおいてきた御仁。決してクリーンでも有能でもないらしい。
一方、小池百合子サン。「がけから飛び降りる覚悟で」知事選に出馬し、自民都連にいじめられながらも叛旗をひるがえす“平成のジャンヌダルク”を演じていますが、カネには汚いらしい。代表を務める「自民党東京都第十選挙区支部」の政治資金収支報告が話題になっています。それより何より、超タカ派集団「日本会議」の「国会議員懇談会」の重要メンバーとして、改憲策動の先頭に立ってきた人物で、アベ内閣による集団的自衛権容認よりも10年以上前から、「集団的自衛権の解釈変更は国会の審議の場において、時の総理が『解釈を変えました』と叫べばよい」(『Voice』2003年4月号)と豪語したり、小泉内閣で環境相時代には「日本の核武装構想について」、「国際情勢によっては検討すべきだ」と回答(03年11月衆院選候補者アンケート)するなど、異常なタカ派ぶりを発揮してきた人物です。
ネット上に、こんな記事がありました。
【東京都知事選】鳥越氏に対する「病み上がり」発言の小池百合子氏、沖縄選出の国会議員に「日本語読めるんですか?」と差別的やじ!〜生活の党・玉城デニー議員に真相を直撃インタビュー!2016.7.20
一部を引用します。

 2013年11月26日、玉城氏は特定秘密保護法が強行採決された直前に開かれた、衆議院国家安全保障に関する特別委員会で質疑に立った。発言中、 議員席に座る小池氏から「日本語読めるんですか、日本語分かるんですか」というヤジが飛んだという。玉城氏は沖縄出身。ウチナンチューの日本人とアメリカ 人の両親を持つ、いわゆる「ハーフ」だ。小池氏のそのヤジは、玉城氏の出自をからかった、明らかな差別発言である。国会でそうした差別的な中傷を浴びたの は、後にも先にも、小池氏からだけだったと玉城氏は語っている。
小池氏は日本最大の右翼団体「日本会議」の「国会議員懇談会」の副会長も務めてきた。大臣在任時には終戦の日に合わせ、靖国神社へ参拝した。さら には、2009年の衆院選では、自公だけではなく幸福実現党とも手を取り合い、選挙戦を闘い、選挙区では落選したが、比例区で復活当選した。2010年に は、在特会(在日特権を許さない市民の会)の「女性部」で講演した過去もある。
「右に偏っている人はどうしても差別的な発言をする傾向が強い」。玉城議員のこの見立てにまさに当てはまるのが、今、都知事選でトップ争いを展開している、小池百合子氏本人なのである。

どちらに転んでも、このお二人、二代続いた政治とカネの問題を解決して、都民本意の清潔な政治を実現することなど、とうてい期待できないばかりか、アベ強権政治と結託してこれまで以上に都民を、そしてひいては国民全体を危うい道に導く選択であることは大差ありません。
すると心ある都民の選択肢は、鳥越さん以外に考えられない!はずですが、それを許したくないのが権力というものらしいです。


選挙結果を受けての感想はこちら。


三十年近くも前の夏の文(8月に寄せた学級通信1)(2016-08-04)


当選者確定後の東京都都知事選挙について、なかなか感想がまとまりません。

そんなとき、so-netブログの「お仲間」(と勝手に呼んで失礼かもしれませんが)五十嵐仁様のブログに、こんな記事

(8月3日(水) 東京都知事選挙はどのような視点から総括されるべきか )がありました。

たまたま、さきしなのてるりん様も昨日の記事に書いておられました。

2016-08-03 都知事選の結果のまとめ方 五十嵐仁氏のブログに同感 [雑感]

てるりん様の「全く同感」に、全く同感です。

五十嵐氏は

都知事選挙の結果について、ネットなどで様々な意見や総括が飛び交っています。とりわけ野党共闘と市民が擁立した鳥越さんが直前の参院選で得た野党各党の合計票を大きく下回ったために、陣営内部での対立や紛糾が生じているように見えます。
選挙の総括をめぐって事実認識や見解の相違が生ずるのはやむを得ないことですが、それが対立や分裂を生むことになっては困ります。この点を憂慮しつつ、都知事選挙はどのような視点から総括されるべきかについて、私見を述べさせていただきます。

と、3点にわたって「私見」を述べておられます。
全文をご紹介したいところですが、まとめの部分のみ、少々引用させて戴きます。

しかし、鳥越さんは立候補するべきではなかった、野党は共闘するべきではなかった、宇都宮さんは辞退するべきではなかったなどという後ろ向きの意見には賛成できません。そのどれ一つが欠けても有力候補の一角を占めることはできなかったでしょうし、当選できると信じて選挙戦を戦うことは難しかったでしょう。
革新都政の奪還は「夢」に終わりましたが、その「夢」を見せてくれたのは立候補を決断した鳥越さんであり、それを支援した野党と市民の共同であり、分裂を回避するための宇都宮さんの苦渋の決断でした。そのどれ一つが欠けても、「夢」を見ることは不可能だったのではないでしょうか。
(中略)
選挙の総括によって教訓を引き出すことは必要ですが、それはあくまでも団結を強めて前進し勝利するためのものでなければなりません。分裂を引き起こして後退するようなことになれば、選挙での敗北に加えてさらにもう一度敗北することになります。
選挙が終わっても、都民の手によって都民の手にクリーンな都政を取り戻すための闘いは続きます。選挙の総括はこのような闘いの一環であり、次に勝つための条件を探りそれを生み出すための作業でもあるということを忘れないようにしたいものです。


あれからもう4年が経ったのですね。そして、6月18日告示7月5日投票で、都知事選がはじまりました。五十嵐仁氏の最近のブログ記事を,またまた引用させていただきます。


6月18日(金) 都知事選での反貧困人権派弁護士への支持を訴える


東京都知事選挙(7月5日投開票)が告示されました。コロナ禍が吹き荒れ安倍政権が末期症状を呈する下での首都での政治決戦が始まったのです。
この選挙で、反貧困人権派弁護士への支持を呼びかけます。首都・東京での政治決戦で、宇都宮健児さんが当選すれば、命と暮らし、都民の生存権を守れる新たな都政を実現することができるからです。
この選挙では、自民・公明の実質的な支援を受ける現職の小池百合子候補に対し、立憲民主・共産・社民などが支援する元日弁連会長の宇都宮健児さんをはじめ、れいわ新選組代表の山本太郎、日本維新の会推薦の元熊本県副知事小野泰輔などの候補が挑戦しています。野党支持の有権者からすれば、誰に入れたらよいのか判断に迷うところかもしれません。
私は当初から宇都宮さんを支援しており、選挙の構図が固まった今も変わらず宇都宮さんを応援しています。それは4年前の八王子市長選挙で3度も応援していただいた義理があるからですが、もちろんそれだけではありません。
知名度が高く大衆的な人気があるという理由で地方自治体の知事を選んできたことがどれほどの誤りであったのかは、石原・猪瀬・舛添・小池と続いた不毛な都政が証明しているからです。サラ金の被害者救済や貧困の解決のために力を尽くし、落選した後も都議会を傍聴するなど都政とのかかわりを持ち続けてきた真面目さと地道に取り組む「地味さ」こそが宇都宮さんの良さであり、きらびやかなパフォーマンスを繰り広げる現職知事とは対極にあると思うからです。
特定の政党からではなく、市民と野党の支援を得ている候補者も宇都宮さんだけです。維新に推薦されている前熊本県副知事の小野さんは「野党系」とは言い難く、おそらく都議会自民党からも支持が流れるのではないでしょうか。
れいわの山本さんは明らかな「野党系」で、条件さえそろえば野党共闘の候補者になれる人でした。それだけに今回の「後出しジャンケン」のような突然の立候補は、野党共闘にとってもれいわや山本さんにとっても、決してプラスにならない残念な対応だと言わざるを得ません。
もちろん、立候補する権利は誰にでもありますから、それ自体を批判することはできませんが、それがどのような意味を持つのか、誰にとって有利になるのかを政治的に判断して行動するのが、あるべき政治家の姿ではないでしょうか。(中略) 市民と野党の共闘を拒んで立候補したことも、「自分ならそれでも当選できる」という自惚れが垣間見えます。総選挙に向けて市民と野党との共闘を発展させようとの配慮はなかったのでしょうか。(中略)
また、前から指摘されているように、地球温暖化対策として原発廃止後のエネルギーを火力発電で調達するなど、疑問をもたれる点があります。華やかであってもリアリティーに欠ける公約という点では小池さんの方が上手ですが、他の候補者にも共通する問題です。
この点でも宇都宮さんは一味違っており、派手でなくても地に足の着いた実現可能な公約を打ち出しています。政策面でも「地味さ」は武器だと言って良いでしょう。
コロナ禍の下で、大型公共事業や開発優先ではなく、命とくらしを守ることが中心的な争点に浮上しました。「自粛から自衛へ」と言って自治体トップとしての責任を放棄してしまった現職知事を取り換え、マトモな知事を選ぶことこそが最適・最善の「自衛」ではないでしょうか。
今日から始まる都知事選挙で、都民の皆さんが誤りのない選択をされることを願ってやみません。その結果次第では、黄昏迫る安倍政権の前途や来るべき総選挙も大きな影響を受けることになるでしょうから。


昨日でしたか、テレビで、宇都宮さんへの取材をチラリと見ました。このポスターは4年前に準備したもの。やっと日の目を見ましたと、磊落に笑っておられました。そうでした。4年前は、市民と野党の共闘による鳥越候補擁立のために、出馬辞退を「苦渋の決断」なさったのでした。宇都宮さんの都知事選出馬は、2012、14年に続いて3回目。地味だけれども節を曲げぬ強靱な意志。敵に回すと怖い存在だが、庶民にとっては心強い味方です。7月5日には,首都東京の真の梅雨明けを期待したいものです。


故きを温めついでに、例によって後書き日記です。


6月18日(木)は,かなり激しい雨。私の所属する年金者組合地元支部の集まりがありました。新型コロナの影響でしばらくぶりの集まりでした。


6月19日(金)も雨。


郵便局で用を足した後、雨の自然環境体験公園を歩いてみました。


オリンパスE-420にZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro をつけて歩きました。パソコンに取り込んでみると、古い画像も未処理のままCFカードに残っていました。


小四の女児が写したハムスターの肖像です。


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自然環境体験公園のアジサイ。雨に濡れて、季節感がぴったりです。


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ビヨウヤナギ。


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水玉を宿したネムの花。


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雨の日散歩に対応して、fuji finepixs1も持って出ていました。


広角側でネムノキの全景を写しておきました。


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路上に赤い実が散らばっています。


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ヤマモモが熟す季節です。


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ヤマモモの木にメジロの群れが集まっていました。


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コゲラが、雨の中、木をつついていました。


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ホタルガ。


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「五十音」 北原白秋


水馬赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。
(あめんぼ あかいな アイウエオ)


と白秋は歌いましたが、そんなに赤いですかね?


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またまた、故きを温めますと、こんな記事を書いたことがありました。


三題噺のつづきの巻(2014-08-02)


(2007年暮れの脳動脈瘤手術の後のリハビリでは)発声練習定番の『あめんぼの歌』(北原白秋)や、『お祭り』(同じく北原白秋)には、お世話になりました。

『あめんぼの歌』
水馬赤いなあいうえお   
あめんぼあかいなあいうえお

浮藻に小蝦も泳いでる   
うきもにこえびもおよいでる

柿の木栗の木かきくけこ   
かきのきくりのきかきくけこ

啄木鳥こつこつ枯れ欅   
きつつきこつこつかれけやき

大角豆に酢をかけさしすせそ  
ささげにすをかけさしすせそ

その魚浅瀬で刺しました   
そのうをあさせでさしました

立ちましょ喇叭でたちつてと   
たちましょらっぱでたちつてと

トテトテタッタと飛び立った   
とてとてたったととびたった

蛞蝓のろのろなにぬねの  
なめくじのろのろなにぬねの

納戸にぬめってなにねばる   
なんどにぬめってなにねばる

鳩ポッポほろほろはひふへほ   
はとぽっぽほろほろはひふへほ

日向のお部屋にゃ笛を吹く   
ひなたのおへやにゃふえをふく

蝸牛ネジ巻まみむめも   
まいまいねじまきまみむめも

梅の実落ちても見もしまい   
うめのみおちてもみもしまい

焼栗ゆで栗やいゆえよ   
やきぐりゆでぐりやいゆえよ

山田に灯のつくよいの家  
やまだにひのつくよいのいえ

雷鳥寒かろらりるれろ   
らいちょうさむかろらりるれろ

蓮花が咲いたら瑠璃の鳥   
れんげがさいたらるりのとり

わいわいわっしょいわゐうゑを   
わいわいわっしょいわゐうゑを

植木屋井戸換へお祭りだ   
うえきやいどがえおまつりだ

『お祭り』
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
祭だ 祭だ
背中に花笠
胸には腹掛
向ふ鉢巻 そろひの半被で
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
神輿だ 神輿だ
神輿のお練だ
山椒は粒でも ピリツと辛いぞ
これでも勇みの山王の氏子だ
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
眞赤だ 眞赤だ 夕焼小焼だ
しつかり擔だ
明日も天氣だ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
俺らの神輿だ 死んでも離すな
泣蟲やすつ飛べ 差上げて廻した
揉め 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
廻すぞ 廻すぞ
金魚屋も逃げろ 鬼灯屋も逃げろ
ぶつかつたつても知らぬぞ
そら退け 退け 退け
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
子供の祭だ 祭だ 祭だ
提灯點けろ
御神燈献げろ
十五夜お月樣まんまるだ
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
あの聲何處だ
あの笛何だ
あつちも祭だ こつちも祭だ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
祭だ 祭だ
山王の祭だ 子供の祭だ
お月樣紅いぞ 御神燈も紅いぞ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい


今日(6月20日)の日記は、次回送りと致します。今日はここまで。


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梅雨晴れ間のこれなあに,の巻 [今日の「これなあに」?]

梅雨の晴れ間が3日ほどつづいています。今日は、教育相談のボランティアで拘束され、カメラ散歩の機会はありませんでした。昨年の秋頃から取りかかっている懸案の編集冊子の校正を,多くの方の協力も得てようやく仕上げ、今日は印刷会社に手渡すことができました。後は仕上がりを待つだけ。ちょっとした達成感と、いささかの空漠感とがないまぜになったような心境です。


夕方、ひととき妻と畑仕事。夏野菜がそれなりに育ってくれてはいますが、雑草が、すさまじい勢いで根を張り元気に繁っています。


昨日も晴れで,早朝出発して郷里の畑の草刈り仕事を少しだけやりました。いえ、「畑の草刈り」と言うより,元は竹だった荒れ地の笹刈りです。猪や鹿の通り道になっています。一面に生い茂った笹を借り倒すと,少しだけサッパリとして,見晴らしも良くなりました。この日は妻も一緒でしたので,帰り道、、ハッチョウトンボを見せようと思い、自然保護センターに誘いました。いつもの駐車場に着くと何やら様子が違います。入り口に何台か車が通路を塞いでおり、中ヘ入れません。駐車場を間違えたかと,そこを通り過ぎてグルリとあたりを回ってみましたが、やはり、さっき通り過ぎた場所にまちがいないと思えて引き返し,よくよく見ると「火曜日休業」と掲示がありました。知りませんでした。すごすごと引き返しました。


と言うわけで、今日もまた、一昨日カメラ散歩した自然保護センターの話題の続きです。


ハッチョウトンボ以外にも、こんなトンボに会いました。


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こんな虫たちもいました。


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ミスジチョウ。


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水辺には、沢ガニの他にも、メダカや小魚、水生昆虫がいろいろいましたし、こんな連中も沢山いました。


以前ここで,クサガメを見たことがありましたし,イシガメの生息情報も聴いていましたので、ちょっと期待しましたが,やっぱり外来のミシシッピアカミミガメのようですね。


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トノサマガエルも、何匹もいますし、大きな声を張り上げて鳴いている個体もいました。そう言えば、確かにそんな季節でした。


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山道を。ぴょんと跳ねたのは小さなカエル。


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ヤマアカガエルでしょうか?


鳥もいました。


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鶴は飼育されているので驚きませんが、、、


ツバメの幼鳥?


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珍しい小鳥?と思ったら,これはメジロだったようです。


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これなあに?わかりません。


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これなに?


幼鳥ですが,姿からは見定めできません。


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声を張り上げて,囀っています。


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ケキョ、ケキョ、ケキョと聞こえたのですが、,,動画を記録しておけば良かったと後で思いました。


付録は花です。


コウホネ。


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ヤマボウシ。


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国会は,野党の延長要求を否決、閉幕しました。まっったく「これなあに?」です。


東京新聞はこう書いています。


通常国会の会期末を17日に控え、立憲民主党など野党4党は16日、新型コロナウイルス感染症の第2波に備えるため、会期を12月28日まで194日間延長して事実上の通年国会を求めることで一致した。政府・与党は延長せず閉会させる方針。安倍政権では、成立を優先させたい法案が残っていれば会期を延ばしてきた。一方で、野党が会期延長や臨時国会召集を要求しても一向に応じようとせず、ご都合主義的な対応が常態化している。 (妹尾聡太)


コロナ対策、持続化給付金問題、突如の「イージスアショア断念発表」をはじめ、厄介な問題にはサッサとフタをして、ちゃっかり予備費10兆円手に入れて,すたこらさっさと逃げ出した、というわけでしょうか?


今日はこれにて。


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本命は,の巻 [折々散歩]

昨日訪ねた「自然保護センター」で、たまたまオオムラサキに遭遇しましたので、その記事を先行させたのでしたが、もともとの訪問目的はというと、ハッチョウトンボの撮影、、、だったのです。その狙いは、ラッキーなことに達成できました。


体長2cmほどの,ミクロサイズのトンボですので、見つけるのも難儀ですし,見つけてもうまく撮影するのは難しい、、、のですが、ここ自然保護センターの「湿生植物園」は先日のヒイゴ池に比べると、比較的近くで姿を見せてくれます。SIGMA120-400mmの、望遠端=400mmで写しても、さすがに小さくしか写りませんが、トリミングするとずいぶんましな写真になります。


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以下、トリミング画像です。


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これはイトトンボ。


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ササユリが見頃です。


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卯の花。


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沢ガニもいます。


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今日はこれにて


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国蝶?の巻 [今日の「これなあに」?]

この蝶は,図鑑で見たことがあるような気がしますが,何でしたっけ?


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ちょっと羽を広げると,特徴的な模様が見えます。


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これは、、、


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「国蝶」オオムラサキでしょうかね。


今日、岡山県自然保護センター(和気町)を歩いていて、たまたま見つけました。目当ては別のものだったのですが.その話題は次回。


もう一つ、これなあに?


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ヒョウモンチョウの仲間ではあるようですが、見慣れたツマグロヒョウモンではないようですが,はて---?


今日はこれにて。


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梅雨の後楽園追記、の巻 [折々散歩]

先日,妻のアッシーついでに早足で見学した後楽園の写真の追加です。


曲水と呼ばれる水路の途中に橋が架かっています。


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「八橋」と掲示があります。この橋のことは,たびたび話題にしました。最近編集したkindle版ブログ本にも、こんな初期の頃の記事を載せています。


 



ナードサークの折々散歩⑩: 四季の田園風景と折々の思い

ナードサークの折々散歩⑩: 四季の田園風景と折々の思い

  • 作者: 木下 透
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  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: Kindle版



お名前は?しらん!(2014-05-07)


下の写真は、昨年、岡山市後楽園で写したものです。「八橋」と案内表示がありましたので「カキツバタ」なのだろうと勝手に推測しています。

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もとネタは、伊勢物語の有名な「東下り」の段。

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。もとより友とする人、ひとりふたりして行きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋といひけるは、水行く河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。その沢のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり。その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ。」と言ひければ、よめる。
唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙落として、ほとびにけり。

【解釈】
昔、男がいたんだってさ。
その男は、自分を世の中の役に立たない不要人物だと独り決めに思い込んで、「都にはもういねえつもりだ。オイラみたいのものでも受け入れてくれる住みよい国を求めて、遠く東国地方を訪ねていこうじゃないか。カールブッセも”山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う、、、”と歌ってるじゃないか。」と言って、旅立って行ったってさ。
古くからの友人、一人二人と一緒に、行ったんだってさ。道を知ってる人もいなくて迷いながら旅して行ったんだって。
そうするうちに、はるか愛知県は三河の国の八橋というところに到着したんだ。そこを八橋と言ったわけは、流れる川が四方八方に分かれて蜘蛛の手のようだったから、橋を八つ渡していたんで、八橋と言ったんだってさ。
その水辺のほとりの木の陰に馬から下りて腰を下ろして、携帯用乾燥メシを食ったんだ。。その水辺にかきつばたがチョーイイ感じに咲いていたんだなあ。それを見て、ある人が言うのに、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ。」と言ったので、男が詠んだ歌がこれなんだ。
唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ(唐衣を繰り返し繰り返し着て、糊がとれて体にぴったりなじんだみたいに、慣れ親しんだ妻が(都に残って)いるので、着物をピンと「張る」のと語呂が同じ、はるばる(遙々)、三河くんだりまで、着物を「着た」みたいに「来た」旅の長い道のりを、しみじみ思って感無量だよ。)
と詠んだもんだから、居合わせた人はみんな、携帯用乾燥メシの上に涙を落として、乾燥メシがふやけてしまったんだってさ。塩味がきいて、さぞおいしかっただろうよ。とっぴんぱらりのぷぅ。

注「から衣 着つつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」の歌は「修辞」に凝った歌です。
①まず「縁語」。
「衣」に縁のある言葉を揃えています。
衣 → き(着) → なれ(糊がとれて柔らかくなり身体になじむ) → つま(褄) → はるばる(張る) → きぬる(着ぬる)
②「掛詞(かけことば)」一種の駄洒落、親父ギャグのルーツでしょうか。
き(着・来) 、なれ(糊がとれて柔らかくなり身体になじんだ・慣れ親しんだ)、つま(褄・妻)、 はるばる(張る・遥々)、 きぬる(着ぬる・来ぬる)
③「唐衣」は「き(着)」の枕詞(まくらことば)=五文字の飾りの言葉。
④「唐衣きつつ」は「なれ」を導くための序詞(じょことば)=任意の長さの飾りの言葉。
⑤五・七・五・七・七の各句の頭に「か・き・つ・ば(は)・た」が読み込まれています。このようなのを、「折り句(おりく)」の歌と呼びます。言葉遊びの部類ですがね。
さらに凝ったものに、「沓冠(くつこうぶり)の歌」というのがあります。
兼好と頓阿(とんあ)の「沓冠の歌」の贈答は有名です。
兼好法師が頓阿に宛ててこんな歌を送ります。
よもすずし ねざめのかりほ た枕も ま袖も秋に へだてなきかぜ
歌の内容は無視して、五七五七七の各句の頭と末尾(冠と沓)を拾ってみましょう。
冠 よ・ね・た・ま・へ(米給へ=米を譲ってください)
沓 ぜ・に・も・ほ・し(銭も欲し=出来ればお金も支援していただきたいな)
この無心に対して、頓阿はこう返します。
よるもうし ねたくわがせこ はてはこず なほざりにだに しばしとひませ
冠 よねはなし (米は無し=米はないんだよ、ごめんね)
沓 ぜにすこし (銭少し=お金を少しだけ送るからこれで辛抱してね)


現代っ子にも、この遊びはおもしろいんじゃないでしょうかね。
大昔(まだ「昭和」の終わり頃でした。)、高校生と折り句の歌を作って遊んだことがありました。古いデータを探してみると、ありましたありました。学校名が出てくるお題の作品は省略し、「秋深し」と、フリーのお題の作品のなかから、個人情報に障らないものをピックアップしてみます。
著作権に抵触するかもしれないけれど、ごめんなさいね。営利目的ではないので、許して、、、。万一の抗議、クレームは、kazgまでお寄せください。誠意をもって対処いたす所存でありますので。
注:作品の下に添えた「評」は、当時kazgが寄せたものです。

1「秋深し」
朝が来て 霧雨降りて 冬深し 風は冷たく しもやけできる M
評 「冬深し」とはあまり聞きません。一考の余地あり。
あらだめだ 今日も寝坊 二日目だ 母さんも寝てる しょうがないなあ U
評 お気の毒。                                             
秋の空 季節はずれの 冬景色 垣根の角の 白髪じじい Y
評 出だしは格調高いのに、下の句が興ざめ。
朝寒く 木々が枯れたら 冬はじめ から風吹けば 白き雪降る Y
評 そのとおりでしょう。
青々と 木も茂ってる フランスの 川のほとりで 知る人の愛 M
評 セーヌの岸辺でしょうか。国際的!
あっつあつ きりきり舞いの ふかしまん かりかりしてる しんがあるかな I
評 Oh! my god!
秋の友 きれいな月を ふと眺め 感慨深く 静かに過ごす H
評 古典的な、もの思う乙女の図。
秋の木に 青い光が ふり注ぎ 枯れていくのを しんみりと見る T
評 魔法の光?
あの声と 気ままな顔が ふりむくと 金縛り来て 知らん顔する O
評 どんな声と顔?いえ、見たいわけではありませんがーーー。
朝霧の 岸辺に立って 船みれば かすかにみえる しろの幻影 F
評 これも本歌取り。「しろ」は白?城?犬の名(まさか)?どこか夢幻的な世界。
青空に 今日もあしたも ふわふわと 風に流れる 白っぽい雲 N
評 あの雲は、青春のただ中を漂泊する自己の投影でしょうか?しみじみとして味のある歌です。
あかあかと きたる夕暮れ ふと見れば からすの声も 親しみ深し              H
評 古典的情趣。
ああ眠い 気持ちきりかえ 筆を執り 考えぬくが しかし浮かばず O
評 よくわかりますとも、その気持ち。
秋の夜に きらめく星を ふりちらし 語り継がれし 神話の世界 O
評 きれい。「ふりちらし」がやや難。
秋の夜に 街の明かりを のんびりと ガラスの向こうに 私は見てる(あまのがわ) N
評 青春のサンチマンタリスム(センチメンタリズム)。
あしたには 今日したことを 振り返る かえりみても しかたなけれど O
評 思い当たる感慨です。
秋になり 黄色や紅(あか)の 服を着た 可憐な木の葉 しっとりと積もる O 
   評 きれいです。
ああまたか きのうもたべた 太る素 悲しすぎるわ 食欲の秋
評 おみごと
あの時に 嫌いだからと 二人して 考えなしに してしまったこと H
評 悔恨の日々。
赤トンボ 黄色い花に ふととまる 母さんトンボ 静かに見たり N
評 カワユイ。
秋が過ぎ 冬になったら かじかんだ手に しもやけの足 N
評 あれ、ちょっと足りないぞ。
足音に 来たと息のみ ふと見ると 顔の恐ろし しかる母立つ
評 スリル。四句目「顔おそろしや」とでも改めては?
あら不思議 きれいな人が ぶすになる 過去の姿が 幸せな時 A
評 身につまされたりして。
朝顔や 霧雨の中 ふかぶかと 可憐な舞で しんみりしみる A
評 下の句のあいまいさが惜しい。
秋の稲 金の穂風に 吹かれゆく 変わらぬ景色 四季の表れ N
      評 これも格調高い。下の句に、もう一考。
赤トンボ 清き夢見し ふるさとの 川下におり しみじみ想ふ F
評 郷愁さそう叙情の歌。
赤色や 黄色い葉らを 吹き飛ばし 風が吹きける 静かな日かな K
評 秋ですね。
朝風で 気温が下がり 震えては カイロを使い 事態をしのぐ
評 「写生」の歌?
秋になり 木々も色づく 深々と からすも飛び交い 四季を感じる 詠み人知らず
評 二句目は「色づき」でしょうかね。深々と飛ぶ烏ってどんなの?
あら不思議 きれいに汚れが 拭き取れて から拭き済ませて 仕上げは完了 K
評 お見事。洗剤のコマーシャルコピー?
秋が過ぎ 北の風が 吹くたびに 体がふるえ しもやけ痛む M
評 出だしと結びのアンバランス!
あと少し きっと来るよ 冬休み 家族と一緒に 正月を K
評 よい子の歌!
あっと言う間に 季節が変わり 冬景色に 感動しつつ しみじみ思う             K
評 大胆な字余り。
赤色や 黄色に染まり 深まるる 感動する秋を しみじみ思う               Y
評 「深まる」は四段活用だから、連体形は「深まるる」とはなりません。
朝焼けに 昨日のことを ふと思い 帰りたいと 静かに思う M
評 「昨日」に帰りたいのですか?でも、未来を見つめましょう。
秋の空 ふと見上げれば 烏の親子 幸せ一杯 S
評 なんか、リズムがおかしくありません?
赤色や 黄色の花が ふんわりと かすかに香る 神秘の香り O
評 どんな花でしょうね。色っぽい花なんでしょうかね。
秋が来て 木々も色づき 烏らも 北に帰って たそがれている F
評 「たそがれている」が斬新。山頭火みたい?
明日からは きっと始めます 復習を、と 考えるだけでは 信じがたいけれど
評 徹底した字余り。
明日とは 希望の夢が 福連れて 家族も喜ぶ 幸せの日々 N
評 「明日」という字は明るい日と書くのね。

(以下略)


後楽園の「八橋」がこの「東下り」の逸話にちなんだものであることは、公園自体の案内文に記述してあることを確認しましたので、間違いありません。そして、この「八橋」のたもとに植えてあるのが杜若(カキツバタ)であることも確認できました。


ただ、冒頭の写真の八橋は、この記事のものとは違い、かけ直されたものであることは、朝顔とカキツバタと八つ橋と、の巻(2015-09-02)の記事に書いたとおりです。


追記
去年のこの記事で紹介していた「八つ橋」は、今年の春には新しく架け直されていました。



上は菖蒲でしょうか?カキツバタの画像を探しましたがどこかに埋もれて肝心な時に見あたりません。
と書きかけて、去年の五月のこの記事で、カキツバタの写真も載せていたことに気づきました。


今の時期、杜若の花はもう咲き終わっているようでした。カキツバタ、アヤメ、ハナショウブ、、、。「いずれあやめかかきつばた」の言葉どおり、(いずれもすぐれていて)見分けにくいものの代表ですが、咲く時期に若干の違いがあるようです。


それぞれの花期は、アヤメ 5 月上旬。 カキツバタ 5 月中旬。ハナショウブ 5 月中旬~ 6 月下旬。だそうです。


シタの花も、曲水に植えられてはいるのですが、ハナショウブなのでしょう。


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いろいろな色の花が咲き競うハナショウブ畑。今が見頃のようです。


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梅雨の季節。どんより垂れ込めた雲に光は遮られていますが、公園の植栽や芝生も水も、瑞々しく潤って、好ましい眺めです。


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しっとり濡れたかやぶき屋根の茶室も、風情を増


して感じられます。


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井田(せいでん)に、つい最近田植えが終わったのでしょうか?


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ネット上でたしかめてみますと、こんな記事がありました。


後楽園のお田植え祭り
「後楽園のお田植え祭り」とは岡山県岡山市北区にある後楽園で、毎年6月の第2日曜日に行われるお祭りです。
岡山後楽園は、約300年前に岡山藩の2代藩主である池田綱政が、藩主がやすらぐ場として作らせた庭園です。

そんな歴史ある後楽園のお田植え祭りは、1962年(昭和37年)から始まりました。園内の「井田」で、「さげ」と呼ばれる男衆の田植歌と太鼓に合わせ、「早乙女」がテンポよく田植えを行います。
当日は小学生以上の一般の方も田植えに参加することができます。(祭りの日より)


そして、今年はコロナ感染症のために中止になったことが、案内してありました。すると、園の関係者で田植えをなさったのでしょうか?異例なことではあります。


さて、私の目当ては、この井田の一部に植えられている、古代ハス(大賀ハス)の花。


見事に咲き始めていました。


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古代ハス(大賀ハス)については、kindle版のこの巻に



ナードサークの折々散歩⑫: 四季の田園風景と折々の思い Kindle版

ナードサークの折々散歩⑫: 四季の田園風景と折々の思い Kindle版

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/25
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今年の大賀ハス(岡山後楽園)(2014-07-11)という記事を載せています。





 


大賀ハス(古代ハス)について、過去の記事でも何度か触れたことがありました。

蓮の花あれこれ

蓮の花あれこれ vol2 大賀博士の故郷に咲く純粋種の古代ハス

蓮の花あれこれvol3 岡山後楽園の蓮の花

蓮の花あれこれvol4 古代ハスに咲く優曇華?

今年も、早朝観蓮会が催されたという報道があり、遅ればせながら大賀ハスを見てみようと、台風接近のなか、昨日の午後仕事帰りに、後楽園を散歩してみました。

蓮の花が開花するのは早朝で、午後になると閉じているのだそうですが、なかなか午前中は時間が合いません。

空は曇り、風は強くて花が揺れ、撮影には不向きですが、とりあえず証拠写真を残しておくことにします。


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蓮の植わっている井田の全景。正面奥は築山(唯心山)で、小高い丘から園内が展望できます。
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正門近くの「花葉の池(かようのいけ)」には、「一天四海(いってんしかい)」(通称・大名蓮)が、白い大輪の花を咲かせています。

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 こんなほんのり赤い花も、交じっています。
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花葉の池も行ってみましたが、まだ固い蕾でした。


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真夏日の備中国分寺と入梅の後楽園、の巻 [折々散歩]

昨日の画像の続きです。入梅前の備中国分寺。


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五重塔を左に見ながら山門に向かいます。


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正面奥に見えるのが本堂?


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門の右端に、日照山国分寺と掘られた石碑が出迎えます


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備中国分寺やその五重塔については、当ブログでもたびたび紹介してきました。今回も何かコメントを加えようかと考えたのですが,過去記事で触れていること以上には書くべきことがありません(汗)


例えばこの記事など。


秋の吉備路の歴史散歩、の巻(4)復元版


何か付け加えるとすれば、鐘楼の写真ですかな。


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昨日の記事の続きついでに、「持続化給付金事業」に関わる詳しい解説が、今朝届いた「しんぶん赤旗日曜版6月14日付」に載っていました。


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解説図を拡大します。


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記事の一部引用です。



経産省と電通德着.11年前からスプスプ
広告大手・電通が不当利益を得ていると指摘された持続化給付金。梶山弘志経済産業相が異例の中間検査の実施を表明しました。 編集部の取材で、電通の給付事業利権の"原点”が2009年の「家電エコポイント」事業だった疑いが浮上しました。今回の給付金事業を受託した社団法人理事や、給付金を所管する中小企業庁の前田泰宏長官がそろって官民のエコポイント担当だったのです。取材班
持続化給付金事業を経産省から769億円で受託したのは一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」(サ推協)です。業務の大半を749億円で電通に”丸投げ”し、電通はそれを子会社5社に外注。管理・運営賀として電通に約104億円が転がり込む計算です。
エコポイント事業も電通などの企業連合が事務局を受託。当時、電通側の中心にいたのが、今回の給付金事業を取り仕切る、サ推協の平川健司業務執行理事です。前田氏は経産省側で、エコポイントの申請サイト・管理システムの担当でした。 11年前から給付事業のキーマン2人がそろっていたのです。
サ推協は16年の設立以降、持続化給付金を含む14件計約1600 億円を経産省から受託。その契約金額の約9割にあたる事業は、前田氏が幹部を務めていた部署からでした。35面につづく


前田泰宏長官というお方。俄然時のヒトになりそうな勢いですね。


ウィキペディアにも、早くもこんな記述が掲載されています(6/12現在)


電通とのパーティーと便宜供与疑惑
アメリカ合衆国出張の際には、テキサス州オースティンで行われる大規模フェス・サウス・バイ・サウスウエストの会場近くに通称「前田ハウス」を借り、経済産業省の事業を請負う電通関係者、サービスデザイン推進協議会理事ら知人を招いてパーティーを開いていた。「前田ハウス」でのパーティーの参加費は、飲み放題・食べ放題、6泊雑魚寝宿泊、女子部屋ありで、合計21万円。振込先は前田長官の友人口座となっていた。経済産業省によると参加業者らへの便宜の供与はなされていないとされる。一方、行政学専攻の西尾隆国際基督教大学特任教授は、国家公務員倫理法第1条違反であると指摘し批判した。


「前田ハウス」ですか。魑魅魍魎が集まるおどろおどろしい世界が垣間見えてきました。


一昨日(6月10日)は、入梅が報じられた日。


私は,毎週水曜日の恒例で、教育相談ボランティアに出かけますが,妻が友人と約束して後楽園に行くというので,朝ついでに送っていきました。コロナの影響で、しばらく休園状態だったようですが、6月1日から庭園公開を再開したそうです。


帰りに迎えに行き、短時間公園散歩してきました。久しぶりです。


周縁の散歩道から梅雨空の岡山城を望みます。


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雨に濡れた紫陽花。


今年もこの季節が来ました。


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今日はひとまずここまで。


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だまされないぞ!の巻 [折々散歩]

この間、ちょっと労力を費やしてきた案件が,ほぼ片付きそうです。私の所属する同業退職者の親睦組織が、今年結成四〇周年を迎えるそうで、記念誌を発行することになっており,そのお手伝いをしています。100ページ近くの冊子の編集がほぼ終わり,つい昨日、印刷所から第一校が上がりました。これを、しかるべき面々に,校正をして頂く必要がありますが,時節柄、実際に集まって作業をすることもままならず、コピーを郵送して、目を通して頂くことにしました。「郵送」と書きましたが、金額的にもどういう方法が良いのか悩み、結局「レターパックライト」を使うことにしました。一通370円で、馬鹿にならない金額なので躊躇はしましたが、定形外郵便で250円で送れる限度が250g以内なのですが、それを少々オーバーしてしまい、その上のランクが500g以内390円ですので、レターパックライトの方が20円お得という判断。それでよろしかったでしょうか?


ところで、「レターパックライト」の、封の箇所に,赤い文字でこう書いてあります。


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「レターパックで現金送れ」はすべて詐欺です。厚さは3cmまでです。


この二つの脈絡のないフレーズに面食らうのは私だけでしょうかね?


ま、それはそれとして、今日のタイトルに関係あるのは前半のフレーズ。「すべて詐欺」と断言できる根拠にはいささか疑問符がつきまといますが、レターパックを利用させるのが,悪徳詐欺商法の典型的な手口であることへの警告の意味はよく伝わってきます。


それにしても、世の中にはワルガシコイ輩があればあるもの。弱い立場の人、困っている人につけ込んで、とことん絞り上げようとする,,,油断も隙もありません。


「西日本新聞」2020/5/9付け社説にこんな例が紹介されていました。


コロナ便乗犯罪 市民も注意し弱者を守れ

世の中に広がる不安や恐怖につけ込む。親切や援助を装って弱者を欺く。そうした卑劣な犯罪を許してはならない。警察の取り締まりに加え、市民の側も注意を心掛け、撃退したい。

新型コロナウイルス感染の拡大に便乗した詐欺の被害やトラブルが多発し、全国の警察や消費生活センターが注意を呼び掛けている。特に目立つのは政府や自治体の経済対策を装って高齢者らをだます手口だ。

役所の職員などを名乗る電話で、架空の助成金や還付金の話をしてキャッシュカードを用意させる。感染予防を名目に、手続きは「こちらで代行する」「銀行の現金自動預払機(ATM)で行う」などと告げ、自宅からカードを持ち去ったり、ATMでの操作を指示したりする。

こうした「なりすまし」で、現金を引き出されたり振り込まされたりする被害が首都圏や関西などで続発している。大阪では高齢者が息子に扮(ふん)した男から金を無心され、銀行から下ろした800万円を詐取された。男は銀行から怪しまれないよう窓口では「コロナで資金が必要になった」と話すように被害者を誘導していたという。

警察庁のまとめでは、新型コロナに関係した詐欺は4月27日までに未遂を含め全国で少なくとも32件発生、被害額は約3100万円に達する。このほか各地の消費生活センターには、マスクや消毒液の販売、ウイルス除去の消毒作業などを装う詐欺や悪質商法とみられる相談が多数寄せられている。実際の被害は広範に及ぶとみられる。(中略)

コロナ禍によって不幸の連鎖が生じ、弱者がさらに痛みを被るようなことがあってはならない。行政と市民社会の連携で、便乗犯罪の根を断ち切りたい。


人の不幸につけ込む「卑劣な犯罪」の最たるものは、しかし、権力ぐるみの税金泥棒ではないでしょうかね。にわか思いつきのアベノマスクの発注過程や466億円(後に260億円に修正というどんぶり勘定!)の使途への疑惑もすっきりしないままですが、それ以上の疑惑は、持続化給付金事業の委託料の行方。


時事ドットコムの記事(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061001067&g=pol)を引用します。


型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中小企業などを支援する持続化給付金事業をめぐり、支給事務の委託や外注が繰り返される不透明な実態が9、10両日の衆院予算委員会の審議を通じて明らかになった。「再々々々委託」まで広がる構図を指摘する声も上がるが、政府は全容を把握し切れていない。野党は「国のチェックが行き届いていない」と批判を強めている。

サービス協議会が事務所公開 PC十数台、5人が勤務

支給事務は、一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」が769億円で政府から受託。これを749億円で広告大手の電通に再委託した。電通はグループ5社を経由する形で、人材派遣大手のパソナや印刷大手の大日本印刷に外注した。
10日の衆院予算委ではさらに、国民民主党の玉木雄一郎代表が「孫請け」「ひ孫請け」の先の「やしゃご請け」に当たる大日本印刷の関連会社に外注されていたと、同社で働く派遣社員の証言を基に追及。梶山弘志経済産業相は「先の事業者については初めて聞いた」と驚きを隠さなかった。
政府はこれまで、給付金の申請から支給までの目安を「2週間程度」と説明し、迅速な対応をアピールしてきた。しかし、実際には一部で遅れが生じており、梶山氏は9日の衆院予算委で、この目安が協議会側の提案だったことを明かした。
玉木氏は支給の遅れについて、この派遣社員が「システム上の不備で、書類に不備がなくても申請をはじかれるケースが後を絶たない。上司に何度も言ったが改善されない」と証言したと指摘し、国の監督責任を追及。安倍晋三首相は「実際にそういうことがあるか経産省で確認する。滞るようなことはあってはならない」と釈明に追われた。
支給事務の入札は4月8日に公告され、同14日に実施された。衆院予算委の審議では、経産省が3月30日と4月2日に行った協議会への事前ヒアリングに、電通の担当者が同席していたことも判明した。
一方、政府は競争相手だった「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」にも2回の事前ヒアリングを実施したが、このうち1回は電話だった。野党側はこれに「談合まがいだ」と反発。梶山氏は当時の応対記録の公開を約束せざるを得なくなった。
梶山氏はまた、売り上げが落ち込んだ事業者の家賃支援給付金についても、2020年度第2次補正予算案に支給事務の経費として約942億円を計上し、リクルートが委託先に内定していると説明。この入札に関する事前ヒアリングの記録も公開する考えを示した。


2015年12月25日、新入社員だった高橋まつりさんを過労自殺に追い込んだブラック中のブラック企業「電通」は政府特に経産省と深いつながりがあると言われています。さらに、弱肉強食を正義とする新自由主義の権化=竹中ヘーゾーの「パソナ」。こうした政権にすり寄る連中にがっぽりと血税が流れ込む構図です。上限3095億円という巨額の委託費を投入する「Go Toキャンペーン事業」も同様の構図でしょう。(批判の高まりを受けて「いったん公募を中止する」ことにはなりましたが)。「火事場泥棒」という比喩がしばしば語られましたが、弱った獲物に群がって肉をむさぼるハイエナの群れのようにも思えてなりません。


極めつけは、現在国会(参院)で審議中の第2次補正予算案。歳出総額31兆9114億円のうち、何と10兆円の巨額を「予備費」として政権のフリーハンドに委ねる,,,こんなこと許されます?妻子の苦境を尻目に、賭け事や遊興にうつつを抜かす飲んだくれ亭主に、家計の三分の一を全面委任する,なんてことを許す家庭があります?困難な時こそ、家庭なら家庭内民主主義、国政なら財政民主主義が不可欠でしょう。


きょうのタイトル「だまされないぞ!」のもう一つの話題。


最近こんなメールが舞い込んできました。


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まことしやかにこんなことを書いています。


Amazonプライムにご登録いただきまして誠にありがとうございます。

会員登録の際にご登録いただいたお支払い方法の認証の際にエラーが発生しました。そのため、現在、お客様にはAmazonプライムをご利用いただけません。サービスをご利用いただくには、以下に従ってお支払い方法の再登録をお願いたします。
 

1. こちらからお客様のアカウント情報をご入力下さい: https://www.amazon.co.jp/gp/primecentral.   
2. Amazon Primeをご利用のAmazon.アカウントにサインインして下さい
3. 「アカウント&リスト」ページから「お支払方法-お支払方法の追加・変更」を選択して下さい。
4. 既にご登録いただいている支払手段の有効期限を更新、もしくは新しいお支払方法を選択して下さい。


でも、私、最近、Amazonプライムは脱退しましたので「おかしいなと」思ったのです。よくよく見てみると、このメール、発信者が「アマゾンプライム」 <prime@amazoo.co.jp>とあります。@amazoo.co.jpですって?amazonではなくamazoo?オカシイでしょ。


わが地方は昨日から梅雨入り。昨日も午後から雨。今日は一日中強い雨がつづきます。梅雨入り直前の備中国分寺五重塔を写した画像を紹介しておきます。ヒイゴ池へハッチョウトンボを見に行った帰りです。


OLYMPUS E-P2 +OLYMPUS17mmf2.8。


単焦点レンズですので、塔の大きさが変わるのは、私が歩いて近づいたり離れたりしているためです。


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カメラを替えます。PENTAXQs1+標準レンズ。


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入梅後、この青空はしばらく見ることがないでしょうか?


今日はこれにて。


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真夏日つづく.の巻 [折々散歩]

昨日のハッチョウトンボは、RICOHGXRにGXR MOUNT A12を装着し、PENTAX-ライカマウントアダプターを介して、tamronレフレックスレンズ500mmをつないで,何枚か写していました。ピント合わせが難しくて、ファインダーの視認性が勝ったPENTAXK5Ⅱにすげ替えたのが、昨日紹介の画像ですが、RICOHGXRの画像も参考までにご紹介です。




記事の順序が相前後しますが、一昨日の日曜日(7日)は、自治会の一斉草取り・掃除。わずか1時間足らずの作業ですが、朝から暑いこと。


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午前中、保育園児と新生児を連れて市外に住む長女がやってきました。注文通り、ビニールプールを設置し,従姉妹で楽しい水遊び。唇が青くなって、ガタガタ震えてもなかなかやめようとしません。


昼食はあたたかいうどんで身体を温め、午後もまたプールでひと遊びした後、この夏新たに購入したというかき氷器の試運転。中学生の兄の友だちも交えて,大賑わいの真夏日でした。


土曜日(6日)は、小4の女児は、友だちと遊ぶ約束したと言って、外遊びのついでに我が家に立ち寄り(通過?滞在?)ました。一方中1の男児も、同じように外遊びの流れで、我が家を通過。亀の水を替えたり、水槽のチェックをしてくれたり。窓は開放しているものの、完全には「密」を避けられないきわどい状態が、暫時現出しました。(汗)


金曜日(5日)は、郷里へ。草刈り作業。


前回、カメラ散歩ができたのは木曜日(4日)でした。


シモツケソウが花盛り。


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ビヨウヤナギ。


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アジサイ。


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上空に,ミサゴが舞っていました。


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トリミングしてみると、しっかりと、大きな獲物を抱えています。


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カワラヒワの水浴び。涼しそうです。


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ヒバリ。


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カワセミを久しぶりに写しました。なかなか近づけません。トリミング座像です。


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カイツブリの遊泳(すぐに潜って姿を消します)


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バンの遊泳。


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ムクドリ。


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PENTAXk5Ⅱ+SIGMA120-400です。上の方の花の写真はノートリミングですが、どうしても鳥はトリミングが必要です。昨日のハッチョウトンボも,機材に悩んだところですが、軽さを優先したら


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今年のハッチョウトンボ、の巻 [折々散歩]

6月も、一週間が過ぎました。コロナの余波で,野外散歩の機会が激減したことを自覚しています。


この季節ははどんなところを歩いたかしらと,過去記事をたどりながら,今日の行き先を考えてますと,去年のこんな記事にぶつかりました。。


ハッチョウトンボに再会、の巻(2019-06-03)


その時も,地元紙『山陽新聞』の記事に刺激されて、総社市ヒイゴ池を訪ねたのでした。改めて今年の『山陽新聞』を探ってみると05月27日付けでこんな記事がありました。


“極小の赤”ハッチョウトンボ舞う 総社・ヒイゴ池湿地に彩り添え

湿地で羽を休めるハッチョウトンボ

湿地で羽を休めるハッチョウトンボ

世界最小級のトンボ・ハッチョウトンボが、総社市福井のヒイゴ池湿地で舞い始めた。羽を休めたり、ふわりと飛び立ったり、緑の中に“極小の赤”が彩りを添えている。
ハッチョウトンボは体長2センチほどで、1円玉にすっぽりと隠れるサイズ。日当たりのよい湿地に生息し、成長するにつれ、雄だけが赤みを帯びる。
湿地を管理する地元の自然保護団体・北の吉備路保全協会によると、今年は例年より10日ほど遅い22日に初確認。現在は10匹程度が飛び交う。6月をピークに8月ごろまで観察できる。


行って見ることにしました。


持参カメラは、去年と同じ、PENTAXK5Ⅱ+AFAD+BORG60EDです。


午前中から,大変な暑さです。ジリジリと焼けつくような日射にさらされて汗を流しながら、ヒイゴ池湿地のめぼしい場所を、ぐるぐると巡回してみますが、見当たりません。


何の土産もなく帰るのも辛いので、目に止まったものを写しておきます。ハナショウブでしょうか。


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ちょと前、イギリス在住のSparky さんが、ご自身のブログに、コロナ禍のもとでの5月のウォーキング録をこのように綴っておられました。


2週間ほど前に、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限が緩和されましたが、まだバスや電車が利用できないので、近所の散歩を続けている私たちです。(5月27日付け)

4月に続いて、2020年5月は「イギリスで観測史上最も晴れた」5月、2020年の春は「イギリスで観測史上最も晴れた」春となったそうです。
それだけに、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出が制限されているのが、つくづく残念です。イギリスでは(4つの国でそれぞれ詳細は異なるのですが)6月1日から制限が更に緩和されましたが、私たちのウォーキングに関する部分については変わっていないので、近所を散策する日々がまだまだ続きそうです。(6月1日付け)


そのウォーキングで出会った鳥や生き物、植物を紹介してくださっている中で、「夫の好きなスイカズラ (honeysuckle) の花」のお写真がありました。へえ、そうなんだ、自然愛好家のGさんにふさわしい,控えめだけれど清楚で可憐な花。それから程なく、草刈り・畑仕事のために郷里へ帰ったときに、近所の垣根に,ちょうど盛んに花を咲かせているのを見ました。あいにくその時は,撮り損ねたのですが、今日ヒイゴ池に咲いていたこれがスイカズラではないでしょうか。


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とんぼもいました。


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これで諦めて帰ろうか、と言い聞かせながら,最後の一巡で、それまで何度も凝視して確かめた草原に、小さな赤い影が二体。戯れているのに気づきました。


遠くの小さな点なのでなかなかピントが合いません。


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トリミングして,まずは証拠写真だけ残しておくことにします。


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念のために、TAMRONレフレックス500mmを持ってきていました。いっそマニュアルフォーカスで写してみようかと作戦変更。


独特のリングボケが悪くはないですが、対象のハッチョウトンボはというと、500mmでもこんなに小さい点になります。


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トリミングします。


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まずはご報告まで、


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麦秋至あれこれ、の巻 [折々散歩]

近隣市在住のFB友達のKさんの投稿で、「麦秋至」という言葉を知りました。広大な麦畑のお写真も掲載しておられました。


にわか検索でこんなことをメモしました。


麦秋至

出典:『Wiktionary』 (2018/03/07 05:45 UTC 版)

名詞

麦 秋 至 (むぎのとき いたる)
1.七十二候の一つ。小満の末候(日本・略本暦)。麦(むぎ)の穂が実って(=麦秋)、収穫の時期になるの意。紅花栄の次、 螳螂生の前。中国(宣明暦)では小暑至。

 


またご近所にお住まいのHさんのFBでは、朝日新聞に掲載されたというこの写真を紹介してくださっていました。


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そして、こんな文章を添えておられます。まったく同感です。一部分を無断で引用させていただきます。


のどかな田園風景を守り育ててくださっている農家の方々に感謝
とともに、この風景がいつまでも続いていきますように…と、いつも祈る思いです。
先日、農業を営む方にお話を聞きました。
岡山県の農家戸数は5年ごとの調査で1万戸ずつ減少し、2015年にはその6割近くが販売を止めているのだとか。
農業従事者の高齢化、後継者の不在はこの町でも痛いほど伝わってきます。
農業にやさしい国、自治体であってほしいと切に切に願っています。


そんなとき、これまたFB友だちのH女史やIさんが、シェアしておられたこの記事が目に止まりました。


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コメントを引用させていただきます。


種苗法改正に反対の意思表示の一つとして、知り合いとイラストを作ってみました。シェアしていただければ幸いです。

特に、在来種を保護する法律が無いため、登録品種との争いになると法に守られていない在来種は、淘汰される可能性が高い、又は許諾料を払わざるを得なくなります。

また、登録品種が増えているため、ほぼ全ての自家増殖(自家採種)は原則禁止になります。著作権の権利期間が終了したとしても、苗や種を買う事が絶対です。つまり、種取りは勿論のこと株分けや、挿木、接木なども。そして、どうしても自家増殖したければ、許諾料を払えば使用できるかと思っていましたが、これは他国の状況を見ると、裁判沙汰になり、確実に負けるでしょう。。。

連休明けから審議入りする、種苗法改正に反対しましょう!

そもそもこんなご時世にする審議じゃない。いや、どんな事があってもする事じゃないと思います。

水道法改正が成立し、種苗法改正も成立すると、水と種を企業に委ねる国が行くつく先は。。。


掲載画像をコピーしてご紹介させてください。


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種苗法については、先日、反対の署名に協力したばかりです。今国会では成立が見送られたようですが、アメリカによる執拗な圧力をはね返して、国民の胃袋、農家の経営と生活、日本の自然と文化をまもる気概を、「ブレない」自公政権に期待はできませんかね。


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麦秋至の季節写真を、私も写していました。5月末の景観です。


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夕陽が沈もうとしています。


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保育園児が,畑仕事に付き合ってくれました。


夕焼けを喜んでいました。


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先日アップし損ねたアマガエルの追加画像。アリマキに痛めつけられたソラマメの葉の上をよじ登っています。


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久々のカエル三昧でした。


今日は真夏の暑さ。


ちょっとした会議と作業で、大変くたびれました。長いスティホームで,心身がよほどなまっていると見えます。新しい日常に戻りきれるかどうか、自身の適応力が心配です,今日はこれにて。


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6月になりました、の巻 [折々散歩]

長い時間をかけて,昔の記事を読み返し、整理し直しています。


気がつくのは、誤字脱字の多さと。記事内容の浅薄さ。赤面を禁じ得ません。それにもめげず、またまたkindle版の増刊です。



ナードサークの折々散歩②: 田園の四季と折々の思い

ナードサークの折々散歩②: 田園の四季と折々の思い

  • 作者: 木下透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Kindle版


ただ、昔の記事への感想は,自分で言うのもナンですが,ちょっと初々しいカンジがあります。特に自然の景物や生き物への愛着が、モロに伝わってきます。最近では,散歩に出かけても,カメラを向けることもしないような対象物に,心を動かしているのが,ちょっと新鮮で,初心に帰りたい思いを刺激されました。


と言うわけで,今日は,以前なら喜んで記事にしたような,ささやかな季節の足音に耳を澄ましてみることにします。何しろ今日から6月ですから。


庭の鉢植えのサツキ。もう花が終わった株もありますが,この色の株は今が盛りです。


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紫陽花の花も咲き始めました。


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コロナの外出自粛期間中,畑仕事で気が紛れました。玉ねぎ,ソラマメ,ニンニクは収穫が終わりました。ジャガイモは、最後の土寄せを終えました。花が咲いた株も増えてきて、収穫もそんなに遠い話ではなさそうです。スイカ、カボチャなどのツルが,勢いよく広がりはじめ、ぽつりぽつりと花を咲かせ始めています。気づくと,ズッキーニの苗が大きく育ち,収穫寸前の実がついています。トウモロコシ,キュウリ,ゴーヤ,インゲンなどの苗も大分伸びてきましたし,サツマイモの苗は,ようやく活着した模様です。


ニンニクの後作としてオクラ。隙間に葉物やさい。ソラマメの後作として,茄子。あと,玉ねぎの後に,サトイモとショウガと,欲張りな栽培計画を進めていますが,さてどうなりますか。日照り続きで困ってましたが,昨日は久々の雨で土が湿ってくれたようです。


あと,妻は,「綿」の種を取り寄せて,いま,双葉から少しだけ本葉が覗き始めています。


欲張りついでに,孫たちの住まいの庭を少々耕して,ジイジが耕作をしていますが,そこにはトマトやキュウリ,ピーマンなど,お手軽夏野菜を育てています。


以上まとめて,今月の農作業の時間でした。


ソラマメには,おびただしい数のアリマキが,びっしりととりつき,貪欲に樹液を吸って弱らせます。農薬や殺虫剤は使いたくないので,手で取り除こうと努力し手見るも,焼け石に水。なるようになれと,最後はほったらかしですが,まずまず楽しく収穫できました。心強い助っ人,ナナホシテントウの皆さんが,大勢で大奮闘してくれています。


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この畑には,アマガエルもツチガエルもよく顔を見せてくれます。そして時にはトノサマガエルもお出ましになります。


いつもカメラを持っているわけではありませんが,ここ何日かで撮影した,アマガエルさんの近影をご紹介させていただきます。


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今日は深山公園の道の駅で,稲わらを買って来ました。スイカやカボチャ等のために敷き藁にするためです。


そのついでに深山公園をひと歩きしてきました。ウグイスの声も高く,ホトトギスもしきりに鳴いています。キビタキらしい声も聞こえますが,いずれも姿を捉えることができません。


声と姿が一致するのは,このお方。


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なんだか威嚇するように私の後を突いてきて、高い枝の上からガアガアと大声を立てたり,木の枝を捻じ折って,落としてきたりします。カラスに顔を覚えられて、別の日別の場所で攻撃されたという「経験談」を聞いたこともあります。侮れません。


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キジバトの声も、特徴的です。


以前、ででぽぽの咽び啼く朝師を送るという記事にこう書いたことがあります。


キジバトをデデッポポー(ててっぽっぽう)と呼ぶそうだという話題は、郷里出身の詩人永瀬清子さんに触れたこの記事に書きました(もう一つの11月3日、の巻http://kazsan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-02

おしまいに、永瀬さん八十一歳の時の詩「あけがたにくる人よ」を紹介します。

あけがたにくる人よ 永瀬 清子
ててっぽっぽうの声のする方から
私の所へしずかにしずかにくる人よ


それぞれ大人しい鳴き声ですが、いろいろな聞きなしが伝わっています。


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メジロ


「鳥兵衛,忠兵衛,長忠兵衛」
「チルチルミチル青い鳥」


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ホオジロ


「一筆啓上つかまつり候」
「源平つつじ白つつじ」
「札幌ラーメン味噌ラーメン」


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シジュウカラ


「ツツピーツツピー」という鳴き声がよく知られていますが、実は多彩な言語によって意思疎通をしているそうです。こんな記事を引用しておきます。


文藝春秋2016.6月号

シジュウカラにも 言語があった 鈴木俊貴(京都大学生態学研究センター研究員)

春先に繁殖期を迎えるスズメの一種、シジュウカラ。スズメより一回り小さいくらいの鳥で、胸から腹にかけてネクタイのような黒い帯模様があるのが特徴です。北海道から沖縄まで日本列島に広く生息しており、市街地にも姿を見せるので、「ツツピー、ツツピー」という鳴き声は、誰しも聞いたことがあるでしょう。
よく耳を澄ませると、シジュウカラの鳴き声にはさまざまなバリエーションがあることが分かります。「ツピツピツ」「ヂヂヂヂ」「スィー」・・・・・。
僕は、こうした鳴き声にはそれぞれ意味があり、シジュウカラが言葉を使ってコミュニケーションをとっているのではないかという研究をしています。
研究を始めるきっかけとなったのは、二〇〇五年の秋の出来事でした。動物行動学者を目指す僕は当時、大学四年生。軽井沢の森に通って、卒業研究のテーマを探していました。山小屋にこもり、人間とはほとんど接触せず、ツキノワグマに遭遇したりしながら、動物たちを観察する日々。そんなある日、シジュウカラの巣箱にヘピが迫り、ヒナを食べようとしているところにたまたま出くわしました。そのとき、外にいた親鳥が「ジャージャー」と鳴いていたのです。
それまで、朝から晩までシジュウカラの鳴き声を聞いていましたが、そんな声を聞いたことはありませんでした。「もしかして、『ヘビだ!』と言っているのかもしれない」と考えた僕は、それから何シーズンにもわたってシジュウカラの観察に明け暮れました。
シジュウカラにとっての天敵は、ヘビの他にカラスやネコなどが挙げられます。そうした敵が巣箱に近づいているのに気づいたとき、ガラスなどの場合は「ピーツピ、ピーツピ」と鳴くのに対し、ヘビの場合だけ「ジャージャー」に変わっていました。
さらに、巣箱の内部に設置した小型カメラの映像を見ると、親鳥の「ピーツピ」という声を聞いたヒナはうずくまったのに対し、「ジャージャー」のときは巣箱から一斉に飛び出して、戻ってきませんでした。
ヒナがうずくまるのは、巣穴から差し入れられる敵の嘴などから身を守るため。しかし巣箱に侵入するヘビの攻撃を避けるには、外に逃げ出すしかない。つまり、シジュウカラはヒナに捕食者の種類を鳴き声で伝え、ヒナはそれを理解して危険を回避したと考えられるのです。(中略)
つがいの相手やいい餌場を発見したとき、シジュウカラは「ヂヂヂヂ」と鳴きます。その声を録音しスピーカーで流すと、彼らはスピーカーに近づいてくる。「ヂヂヂヂ」は「集まれ」という意味だと推測されます。
そこで「ピーツピ、ヂヂヂヂ」と連続した鳴き声を聞かせると、親鳥は左右に首を振りながらスピーカーに接近してきました。首振りは、天敵の位置を特定するための行動。つまり、単語を組み合わせることで「敵が来たぞ、集まれ」という意味になったと考えられるのです。
ところが、「ヂヂヂヂ、ピーツピ」と単語の順番を入れ替えると、ほとんど反応しなくなった。シジュウカラの鳴き声の組み合わせには何らかの規則、つまり文法のようなものがあるのかもしれません。


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