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鳥にまつわるエトセトラ part2 [折々散歩]

今日は色々な鳥に会いました。

朝の散歩に持参したのは、pentax k10 にTamronSP500/F8のコンビ。

500mmの望遠レンズで覗くと、対象物が新鮮な迫力で迫ってきます。35mmフィルムカメラに換算すると、1.5倍の750mm相当になりますから。

カンムリカイツブリ。
 
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ムクドリ。
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カワセミ。
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これは?ワシタカの仲間だと思うのですが。
 
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でも、イマイチ画像が不鮮明で、発色も微妙。マニュアルでピントを合わせるのが難しい上に、特に遠くの解像に不満が残ります。
散歩から帰ったときは、いい絵が撮れたとほくそ笑んだのですが、いざパソコン画面で拡大してみるとがっかり。
 
 午後、所用で出かけたついでに、「阿部池」周辺に足を伸ばしてみました。携行カメラは、pentax K5Ⅱに、smcPENTAX-F300 4.5 ED(IF) 。望遠能力では今朝の組み合わせには劣りますが、画像重視ということで。
 まずは、「モズが枯木で」の図。
 
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 どこを歩いていても、モズにはよく出会うようになりました。
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冷え込みとともに、鴨たちも次々と飛来してきているようです
 
 
カルガモ。
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マガモの群れが大勢渡って来ていました。
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ジョウビタキのオス。今年も、やっと最近目にするようになりましたが、やっと撮影できました。
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ジョウビタキのメス。
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ジョウビタキの「ジョウ」は、新島襄にちなんだ命名?まさか。
では、 ジョー・ディマジオ?(だれ?)
いえいえ。ジョウは「尉」。「 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。」のことだそうです。オスの頭が銀色で、白髪に見えるところから名づけられました。
ヒタキは「火焚」で、カチカチと、火打石をたたくような音を立てます。鳴き声は、キーキーと、自転車のブレーキ音のよう。
 
今日の写真は全て大幅にトリミングしていますが、午後の部は、なかなか鮮明に写っていますね。
smcPENTAX-F300 4.5 ED(IF)は、以前書いたように、絞り機構の故障のため、オート絞りがききません。
それと、どうも、K5Ⅱの測光は癖があるみたい。
ですので、ダイヤルはマニュアルモードに設定し、絞りリングを任意の絞りに合わせ、一番無難そうな中央重点測光に設定した上で、グリーンボタンを押す。それでも不安なので、念のため、シャッタースピードを変えたものも同時に1~2枚撮影しておく、、、。少々面倒くさいですが、この手間を惜しむと後でがっかりします。
今日は、天気も良く、色々な鳥にあえたので、心地よい疲れで、睡魔と戦いながらこのブログ書いてます。
今日の歩数13970歩【歩数計)。携帯電話の歩数計機能では、19272歩。かなり差がありますが、まあよく歩きました、、、。
 

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鳥にまつわるエトセトラ [折々散歩]

あれ昨日と同じ標題?

いえ、きのうは「烏」今日は「鳥」、烏は、体が真っ黒で目がどこにあるかわからなけれど「鳥は」、はっきり目があります、トサ。
最初に少しだけ、きのうのつづき。
烏の登場する文学作品。思いだした思いだしたものがありますので、付け加えておきます。
枯枝に烏のとまりたるや秋の暮   芭蕉
枯朶(かれえだ)に烏のとまりけり秋の暮 
とも伝わっています。

古風な貞門派から俳諧の道に入門した入った芭蕉(当時の号は宗房、のち桃青)は、奇抜な着想・見立てと軽妙な言い回しを楽しむ談林派を経て、幽玄・閑寂の境地を求め、短詩芸術としての俳諧の感性を目指す蕉風をかくりつしていきますが、この句は、その蕉風を確立して行く転換点に位置づけられる句とされます。いかにも枯れて、静まりかえった「わび」「さび」の空気が漂う水墨画の世界です。
でも、枯れ枝と、烏と、秋の暮れ。あまりに「べた」で、ありふれた句境と思えてしまいますが、、、。


烏の話題をもう一つ。

昨日、「枕草子」を取り上げましたので、今日は「源氏物語」。
光源氏の最愛の妻となる「紫の上」を、初めて垣根の陰からのぞき見する場面。源氏18歳、紫の上10歳頃の、ある春の夕方のことでした。

のぞき見する源氏の視界の中に、お転婆に走って入ってきた少女は、おかっぱの髪を揺らしながら、顔をこすって真っ赤にして、建っています。

「何事ぞや。童べと腹立ちたまへるか。」とて尼君の見上げたるに、少しおぼえたるところあれば、子なめりと見たまふ。「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠の内にこめたりつるものを。」とて、いとくちをしと思へり。このゐたる大人、「例の心なしの、かかるわざをしてさいなまるるこそ、いと心づきなけれ。いづ方へかまかりぬる。いとをかしうやうやうなりつるものを。烏などもこそ見つくれ。」とて立ちて行く。

【地方語訳】
「どねえしたん。子供らぁとけんかでもせられたんかな。」ゆうて尼君が見上げたんに、ちいと似たとこがあるけん、子どものようじゃのうと源氏は見なさった。
「すずめの子を、犬君が逃がしてしもうたんじゃ。かごの中に入れて飼よったのに」ゆうて、えれえ残念そうに思ようる。
ここに座っとった女房が、「いつもの不注意モンが、こんな事をしでかして、叱られるのは気に入らんわあ。(スズメは)どけえ行ったんかしらん。ぼっこうかわゆう、だんだんなってきよぉったのに。烏やこうが見つけ(て、スズメをいじめ)でもしたらおえんが。」ゆうて、立っていく。

活発で天真爛漫な少女「若紫」が可愛がっていたスズメの子を、襲うかも知れない乱暴な鳥、迷惑な鳥として扱われています。

 


烏も迷惑ですが、猛禽類も、小鳥や小動物にとっては迷惑な存在でしょう。

 

モズは、小さな猛禽類で、よく見ると鋭いくちばし、鋭い爪を持っています。

もず今日はこれで満足朝散歩   「もず」と「まず」を掛けてみました(汗)

今朝の散歩で、 モズを近くで見かけました。一日が、気持ちよく始まる気がします。

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 キジバト

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白鷺
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 ヒヨドリ

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ジョビタキでしょうか?
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烏にまつわるエトセトラ [折々散歩]

散歩中、烏に出会いました。
烏という鳥は、余り可愛くないし、身近にいる割には、見向きもされない地味な鳥ですね。でも意外に、文学に扱われることも多い鳥です。

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まずは、定番で枕草子。その冒頭部分です。

春はあけぼの。

           
 やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。


  夏は夜。

 月の頃はさらなり。

 闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。

 また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。

 雨など降るもをかし。


 秋は夕暮れ。
         
 夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、

 二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。

 まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
            
 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。


【地方語訳】
春は明け方がええのお。
だんだんに白うなっていきょうるような空の、山とひっついとるとこが、ちょびっとあこうなって、紫色みてえな雲が、棚みてえに横になびいとるのあ、ええなあ。

夏は夜じゃ。
月が出とる頃は、あたりめえのことじゃけど、よけえにええのお。
闇もやっぱりええで。蛍がいっぺえこと、あっちい行ったりこっちい行ったり、飛び回りょうるのは、ええで。
へえから、一つ、二つゆうふうに、ちいとだけ光って行くのもええもんじゃで。
雨やこうが降るのもええもんじゃ。
秋は夕暮れ。
         
 夕日がさして、山の空とひっついとるとこがぼっこう近うなっとるとこに、烏が、ねぐらへ行くゆうて、三・四羽、 二・三羽が連れのうて、急いで飛んで行きょうるんまでが、しんみりするなあ。

まして、連れのうて飛びょうる雁みてえなのが、えれえこと小どう見えるんは、ぼっこうおもしれえ。
            
日がしずんで暗うなってしもうてから、風の音、虫の音やこうが聞こえてくるのあ、また、言うまでもねえほどええもんじゃなあ。


雁に匹敵するほど、秋の風情を代表するものとして、烏が描かれています。

枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))

枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))

  • 作者: 清少納言
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 1979/08
  • メディア: 文庫

 

枕草子 (岩波文庫)

枕草子 (岩波文庫)

  • 作者: 清少納言
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1962/10/16
  • メディア: 文庫

NHK まんがで読む古典 1 枕草子 (ホーム社漫画文庫―NHKまんがで読む古典 (特5-1))

NHK まんがで読む古典 1 枕草子 (ホーム社漫画文庫―NHKまんがで読む古典 (特5-1))

  • 作者: 面堂 かずき
  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • 発売日: 2006/02/17
  • メディア: 文庫

枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: Kindle版

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: 文庫

 



定番ついでに、芥川龍之介「羅生門」

するとその荒れ果てたのをよいことにして、狐狸がすむ。盗人がすむ。とうとうしまいには、引き取り手のない死人を、この門へ持って来て、捨てていくという習慣さえできた。そこで、日の目が見えなくなると、だれでも気味を悪がって、この門の近所へは足踏みをしないことになってしまったのである。その代わりまた、からすがどこからか、たくさん集まってきた。
昼間見ると、そのからすが何羽となく輪を描いて、高い鴟尾の周りを鳴きながら、飛び回っている。殊に門の上の空が、夕焼けで赤くなるときには、それがごまをまいたように、はっきり見えた。

荒れ果てた羅生門の不気味さを象徴する存在がカラスです。

 

羅生門

羅生門

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/09/27
  • メディア: Kindle版

 

羅生門・鼻 (新潮文庫)

羅生門・鼻 (新潮文庫)

  • 作者: 芥川 龍之介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 文庫

羅生門 デジタル完全版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • 発売日: 2010/07/22
  • メディア: DVD

 


香川県小豆島出身のプロレタリア作家、黒島伝治の代表作「渦巻ける烏の群」があります。
烏が最初に登場する場面はこうです。

枯木が立っていた。解けかけた雪があった。黒い烏の群が、空中に渦巻いていた。陰欝(いんうつ)に唖々(ああ)と鳴き交すその声は、丘の兵舎にまで、やかましく聞えてきた。それは、地平線の隅々からすべての烏が集って来たかと思われる程、無数に群がり、夕立雲のように空を蔽わぬばかりだった。
烏はやがて、空から地平をめがけて、騒々しくとびおりて行った。そして、雪の中を執念(しゅうね)くかきさがしていた。
その群は、昨日も集っていた。
そして、今日もいる。
三日たった。しかし、烏は、数と、騒々しさと、陰欝さとを増して来るばかりだった。
 或る日、村の警衛に出ていた兵士は、露西亜(ロシア)の百姓が、銃のさきに背嚢を引っかけて、肩にかついで帰って来るのに出会した。銃も背嚢も日本のものだ。
「おい、待て! それゃ、どっから、かっぱらって来たんだ?」
「あっちだよ。」髯(ひげ)もじゃの百姓は、大きな手をあげて、烏が群がっている曠野を指さした。
「あっちに落ちとったんだ。」
「うそ云え!」
「あっちだ。あっちの雪の中に沢山落ちとるんだ。……兵タイも沢山死んどるだ。」

雪の広野に駐屯する部隊が、大隊長の嫉妬のせいで、全滅する経緯を描いている。烏の群れは、兵士の死体をついばむ不吉な形象です。

烏の群れを印象的に描いた作品として、藤原審爾「鴉五千羽夕陽に向う」をあげたくなります。
藤原審爾は、1952年に「罪な女」で直木賞を受賞した小説家で、純文学からサスペンス、任侠ものまで、幅広い作品を残しています。映画化された作品も50を越えています。彼は、幼時に両親を失い,岡山県の祖母のもとで育ちました。映画化もされた出世作「秋津温泉」は、岡山県「奥津温泉」を舞台にしています。
彼の作品は、バラエティ豊かで、それぞれ読みごたえがありますが、「狼よ、はなやかに翔べ」「熊鷹・青空の美しき狩人」「怒りて猿よ山を揺すれ」などの動物小説の魅力は、特筆ものです。
教育・社会の、今日的な問題を鋭く洞察した『死にたがる子』『落ちこぼれ家庭』『結婚の資格』なども、今なお色あせることはありません。

宮沢賢治の「カラスの北斗七星」は、カラスの義勇艦隊と敵の山ガラスとの戦争という仮構を借りて、なぜ戦うのか理由のわからない戦争というものの理不尽を、悲しく描きます。

 

ほぼ結末に近い部分を引用します。


烏の新らしい少佐は、お腹(なか)が空(す)いて山から出て来て、十九隻に囲まれて殺された、あの山烏を思ひ出して、あたらしい泪をこぼしました。
「ありがたうございます。就(つい)ては敵の死骸を葬りたいとおもひますが、お許し下さいませうか。」
「よろしい。厚く葬つてやれ。」
 烏(からす)の新らしい少佐は礼をして大監督の 前をさがり、列に戻つて、いまマヂエルの星の居るあたりの青ぞらを仰ぎました。(あゝ、マヂエル様、どうか憎むことのできない敵を殺さないでいゝやうに早 くこの世界がなりますやうに、そのためならば、わたくしのからだなどは、何べん引き裂かれてもかまひません。)マヂエルの星が、ちやうど来てゐるあたりの 青ぞらから、青いひかりがうらうらと湧(わ)きました。

「きけわだつみのこえ」に掲載されている佐々木八郎さんという戦没兵士の手記が、「カラスの北斗七星」の話題に触れて、自分に似た境遇のカラスの下士官への思いを述べ、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」とする賢治の理想への共感を綴っています。

こちらのブログ「らんどく帳」に詳細な考証をなさっておられますので、紹介させていただきます。

http://blog.goo.ne.jp/motanmozo/e/d95ccffe8b263cd416275a6878317b4a

 


日本のカラスの主なものとして、「ハシブトカラス」「ハシボソカラス」の2種類があります。yahoo知恵袋参照。


先の「カラスの北斗七星」に登場した「ヤマガラス」は、「ハシブトガラス」の別名とも言われますし、冬鳥として渡来してくる「ミヤマガラス」のこととも考えられます。

この写真は?ハシブトカラスでしょうね。

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これは、「カラスウリ」。寒さとともに、真っ赤に色づいています。

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 脱線失礼。。


 脱線ついでに。

カラスの城と書いて、ウジョウと読む、「烏城」は岡山城の別名です。漆黒の外壁から、こう呼ばれます。金の鯱から金烏城とも呼ばれます。

お産の前日、二男のお嫁さんとデートした 岡山後楽園から、烏城がよく見えました。

つづく 


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野分去って冬近づきぬ足早に [折々散歩]

 
ちいさい秋みつけた」
サトウハチロー作詞・中田喜直作曲


誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

こころの歌100曲集1 ちいさい秋みつけた

こころの歌100曲集1 ちいさい秋みつけた

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2013/10/02
  • メディア: CD
全音合唱ピース(女声版) ボニージャックス愛唱歌篇 「ちいさい秋みつけた」

全音合唱ピース(女声版) ボニージャックス愛唱歌篇 「ちいさい秋みつけた」

  • 作者: サトウ ハチロー
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: 楽譜
倍賞千恵子 ベスト・オブ・ベスト

倍賞千恵子 ベスト・オブ・ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: プルーク
  • 発売日: 2007/07/12
  • メディア: CD
中田喜直ベスト・アルバム

中田喜直ベスト・アルバム

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2000/09/06
  • メディア: CD

何日ぶりかで日課の朝散歩を実行しました。

台風が去って、 ちいさい秋から、一足飛びに初冬の気配です。


 
台風になぎ倒された稲。
 
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稲の刈り株と、刈り残しの稲
 
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稲の列もアングルを変えると斬新?
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セイタカアワダチソウも朝日を浴びて美しいです。
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百舌によく会いますが、シャッターチャンスを逃してばかり。今日は逆光ながらまあまあ近づけました。(かなりトリミングと、明るさ・コントラストを補正しています。)
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モズの「はやにえ」。これは去年の撮影。
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通りすがりの民家の庭に咲いていたバラ。
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たんぽぽの綿毛も路傍で朝日を浴びています。
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これなあに?
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今日の携行カメラは、pentaxx5。マクロも望遠も、手軽に狙えて、画質もそれなり。価格を思えば、上出来です。
一緒に持ち歩いたPENTAXQによる画像はこれ。
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どちらも、撮像素子のサイズが小さいため、画質に不満は残りますが、 捨てがたい魅力はあります。
PENTAX ミラーレス一眼 Q 02ズームレンズキット ブラック Qマウント PENTAXQ02LKBK

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  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス

 

 


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柿の日や何を夢見る紅葉の手(季重なり)  [今日の暦]

柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規
またまた子規の話題です。ブログのタイトルが「ナードサークのシキ」というくらいですから(汗)。
今日は、子規がこの句を詠んだとされる日で、それにちなんで「柿の日」と定められているそうです。奈良県公式ホームページによると、全国果樹研究連合会のカキ部会が、全国柿産地の賛同を得て制定、2005年8月に日本記念日協会の認定を受けたとあります。


子どもの頃から知っていて、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 ゴーン」と行って友達と遊んだ句ですが、私にはこの句のすばらしさは、もう一つわかりません。古都奈良のたたずまいと、秋の冷涼な空気感、柿の鮮やかな色と歯触りの快さ、そして甘くジューシーな味わい。きっぱりと切り取られた見事な季節感、、、、。等と書いてみると、もっともらしく聞こえはしますがね。

 

この句を詠んだのは、法隆寺ではなく東大寺のほとりの宿屋だとか。食べた柿の品種は、奈良の「御所柿」であるとか、伝えられています。

この柿は、散歩道に実った熟柿。渋柿でしょうが、ここまで熟すと、とろける甘さ、のはず。

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これも、散歩道。ポピュラーな富有柿でしょう。

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山柿、豆柿などと呼ばれる渋柿でしょうか。食用と言うよりは、柿渋を 取るのに利用したのがこの品種でしょう。10月になってからの撮影なのに、青いです。
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これは、去年、岡山後楽園で写したもの。茶室近くの、鈴なりの柿の実に、数羽のメジロが集まっていました。
 
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トリミングしています。

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これも、トリミングしています。みずみすしい柿が、おいしそう。
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法隆寺でも東大寺でもなく、吉備路の 備中国分寺五重塔です。撮影は夏ですが、空の青さが、秋の気配を告げています。
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今日は何の日?その2。
未明、4人目の孫が生まれました。日付が変わる頃、兆しを感じて病院へ送り、そのまま入院。
連絡を受けて、大阪から高速道を飛ばしてきた二男は、幸運にも丁度お産に立ち会えたようで、 感銘深げでした、
今日、みんなで、赤ん坊を見てきました。
「親ばかになりそう」と、新米親ばかが言っていました。
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モミジの手、よりも小さい。
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いとこ同士。
 
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オバマよ!お前もジャイアンか! [私の切り抜き帳]

各地に大雨警報がだされていましたが、現在の所、この近辺では被害の情報は聞きません。
それにしても、捜し物に費やされる時間は、全人生のうちのどの程度になるでしょう?そんなことに気づいたのは、もうずいぶん前のことですが、最近とみにその傾向が強まっています。
捜し物に追われながら、何を探しているのか忘れてしまうようなことも、しばしばです。それが「老人力」というもので、そういうものだと割り切れば、また楽し、、、なのでしょうかね?
古い文章を探す過程の中で、ここを探ってみると、いくつか感慨深い文章がありました。
もう長く更新していない我が家のホームページ。windows95~2000の時代の作品です。

               ↑(クリックすると新しい窓に開きます。


その「更新履歴」の一部です。一〇年前の記事なのに、今書いているブログと大同小異ですね。

 2003.2.15 トップページと作品のページを多少更新しました。
それにしても、イラク・朝鮮半島情勢は、人類史を逆戻りさせる愚劣さです。「ならず者国家」を成敗する先頭を、一番のならず者が突っ走るの図。泣くに泣けず笑うに笑えぬ出来損ない笑劇に、どこまでつきあわねばならないのでしょうか?
「空爆」は、民衆の側から見れば、「空襲」です。逃げまどう民衆を念頭に入れないアメリカの視点は、ベトナム以来変化なしということか?「戦場」が常に自国の外にあったアメリカにとって、逃げまどう民衆の姿はイマジネーションの限界の外にあるのかもしれません。
で は、日本の姿勢はどうなの?「悪い政府」の統治下であろうがなかろうが、各地の大空襲とヒロシマ・ナガサキの辛酸を嘗めた日本の民衆の視座からは、「空爆 やむなし」の結論は、生まれる余地のないもの。にもかかわらず、NATO傘下のヨーロッパ諸国に比べてさえもふがいない追随三昧。嘆かわしい限りです。

2003.2.26  フランスのリベラシオン紙のコラムは、ブッシュを裸の王様にたとえたと言います。前々からそう思ってました。「王様は裸だよ」の声を、率直に伝えてあげる 方が忠義かつ親切というものでしょうに。「お美しい」「お似合いでげす」のおべっかを、自分ばかりか周囲にも強要する幇間(太鼓持ち)の罪は如何?リンク 集を緊急編成しました。

2003.4.20 ブッシュさん、3歳児をひねりつぶして、「勝った勝った」と誇っても、誰も腹でケーベツするだけ。ただ、手のつけられない乱暴者のやることだから、顔をしかめて黙って見ているまでのこと。
でも、ブッシュさんは気づいているのかしら?あなたに突如「ならず者国家」の烙印をおされ、第2第3のイラクとしての標的にさらされるおそれを感じている国々が、このイラク戦から何を学ぶか?について。
「力 こそ正義」という、ブッシュ流の新しい(実は西部開拓時代以前の未開野蛮な)むき出しの力の政策の前では、国連中心の国際秩序を誠実に遵守することは愚挙 であり、ましてや国連査察に誠実に応じたり、大量破壊兵器の廃棄など馬鹿正直に実行するなどもってのほか。細菌兵器、化学兵器、核兵器、無差別テロ攻 撃・・・いずれをとわず、物量に勝るアメリカに「軍事的」に対抗する道すなわち無限の軍拡の連鎖、憎悪と報復の連鎖への道をひた走るしかない、と、向こう 見ずな破滅的な決意を促したに違いないことを。
ブッシュ=アメリカをジャイアンに喩えた人がいました。ジャイアンは、自分のコンサ-トを誰もが歓 迎しているに違いないと信じているのでしょうね。メーワクに感じながら、「いや」と言い出せないのは、ジャイアンに正義が存するからではなく、彼の腕力を はばかる故であることは、誰もが知っています。知らぬはジャイアン一人でしょう、かわいそうなジャイアン。
そして、ジャイアンの正義は、彼の腕力 を上回る力(ドラエモン由来の)によってついえ去るしかないのです。ジャイアン少年は、心底、真の友情を求めながら、たまたま他を圧する腕力と粗暴さを備 えていたが故に、怯えと追従と憎しみをもって遇されるしかなかったのです。もしも彼が、平凡な腕力の少年であったなら、その純朴な個性はより好ましい輝き を増し、周囲から真に愛され、好ましい友情を獲得できたに違いないのに・・・。
リンカーンの国、ホイットマンを生んだ国、民衆愛と寛容な民主主義 の伝統ある朗らかなアメリカが、なぜこんなにも野蛮で狭量なふるまいしかできないのでしょうか。ベトナム戦争への苦い反省も忘れたかのように。ソ連、東欧 の自滅をへて、対立軸を失い、「一人勝ち」してしまったことの不幸なのでしょうか?ジャイアンの不幸、孤独との相似が、なにやら真実味を帯びてきました。



折しも昨日は、金曜日。ドラえもんの放送日です。

テレビ朝日のサイトを見ると、第一話の標題は「ハロウィンって何の日?」

「しずかや出木杉から、秋の収かくを祝う行事“ハロウィン”について教えてもらったのび太は、仮そうした子どもたちが「トリック・オア・トリート」と言いながら近所をまわるとお菓子をもらえる日だと知り、大こうふん! さっそくみんなで仮そうして、空き地に集まることに。
 ところが、のび太からハロウィンについて聞いたジャイアンは、仮そうして呪文さえ言えば、何でも欲しいものをもらえる日だとカンちがい。盗賊(とうぞく)の姿に変そうしてスネ夫の家に行き、オモチャを力ずくでうばい取る…。
 ジャイアンが町内を回り、欲しいものをうばうつもりだと知ったドラえもんは、異空間を作り出し、おばけたちが訪問者をおどかす『かぼちゃライト』をみん なに配り、門の上に置くよう指示。さっそくのび太も家の門の上に置き、スイッチを入れると、野比家が西洋の廃屋のような建物に変身、ゾンビが現れる。だ が、ジャイアンはゾンビをまったく怖がらず…!?」

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孫達のママの誕生日のケーキ、ハロウィンモードでした。

 

声は変わっても、ジャイアンはジャイアンをやっています。
一方、アメリカは、オバマの登場で、人権と民主主義の方向に劇的に舵を切る大刷新が果たされるかと、世界中が期待しました。社会保険制度、医療制度の改善の分野では、たしかに大きな胎動を感じます。

でも、大量破壊兵器である化学兵器を使ったとして、シリアへの空爆に走る姿は、やはりジャイアンでした。「オバマよ、お前もか?」です。

さらに、アメリカCIAによる盗聴の標的が「友人」たちにまで向けられていたことに、激しい怒りが集中しています。

 

一方、我らが安倍さんは、アメリカのシリア空爆方針を受けて、8月28日の記者会見で、こう述べました。

「日本政府としては、シリアにおいて化学兵器が使用された可能性が極めて高いと考えています。化学兵器の使用はいかなる場合でも許されるものではありません。シリア情勢の悪化の責任は、人道状況の悪化を顧みないアサド政権にあることは明らかであります。日本政府は、事態の改善のため国際社会と緊密に連携していきます。 」

そして、記者の質問に対しても、たびたび「国際社会との連携」を口にしました。

でも、その国際社会はというと、国連は、ロシアと中国の反対で、武力行使に賛同することはなく、アメリカが頼りにしていたイギリスも、議会が武力介入を否決し、ドイツも米国に協力せず、「国際社会」は総じてイラク空爆に批判的です。その状況の下で、国際社会と連携するとは、アメリカにきっぱりNOということでしょうが。日本はやっぱり、性懲りもなくスネ夫を演じるのでしょうかね。


 さて、今日の切り抜き帳は、「いじめの背景」

①幼児期からの仲間関係の希薄さ。

②他者と関わることへの不安や気遣いが先立ち、自分らしさがなかなか安定しない。

③学校において子どもたちの関係が集団になりにくく、「群れ」化した状態が続きやすい。

④少年期に育てられるべき抽象的思考力(形式的操作能力)の発達の弱さが自己を客観視する力を弱めていること。

⑤友達づくりの経験の乏しさから、自分の思うように他者を支配することを「友達を作る」ことだと思ってしまうこと。

⑥集団として共有できる自前の文化が育ちにくいこと。

⑦金銭で「遊び」も買えるのだという生活感覚が身についていること。

――――講座学校第4巻 5章(折出健二)

 

「いじめられる側」 とともに、「いじめる側」のケアが、必須であることを改めて感じます。

「厳罰で対処」という風潮(6月に成立した「いじめ防止対策推進」葉、その具体化)が、おそらく問題を解決しないばかりか事態を重篤化させる危険をはらんでいないか、憂えるところです。


 
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探し物する間に過ぎゆく野分かな [私の切り抜き帳]



昨夜から未明にかけて、強い雨音が続いています。

出産予定日は過ぎてもまだ兆しのない二男のお嫁さんは、今日は診察予約の日なので、妻が車で送って行っています。

朝から警報発令中なので、小学校は休校。弟の保育園生も、自主休講してお留守番をすることになり、何かあったらお世話する構えで、私は一人パソコンのお守りをしています。

ちょっと使いたいデータがあって、パソコンの中を探ってみるのですが見つかりません。何世代か前に使っていたパソコンで保存したDATAのはずで、上手く「引っ越し」 させていたはずなのですが、そうでないらしい。かつては、バックアップというものをこまめに取っていた時期もあったのですが、HDDが大容量の時代になって、無造作にその中に放り込む習性が身につきました。

どこかの時点でまとめてバックアップやデータの整理をしようと、実際に着手したけれど持続せず、あっちのパソコン、こっちのメディアにと、ばらばらにデータが散逸してしまっています。

FDD、ZIP、MO、CDR、CDRW、DVDR、コンパクトフラッシュ、携帯用HDDetc.色々なメデイアに、時間と手間を掛けて、バックアップを取ったりでったの整理整頓をしたり、努力はしていないわけじゃありませんが、長続きしないために、不徹底に終わっています。いざ探そうと思うと、砂漠で針を探すがごとく、見つけるのにいつも苦労します。本当にデータを保存しているかどうか?自身もぐらつきます。いつの間にか、あっさり削除してしまっているかも知れない。 と、思えてくると、探す行為自体むなしくなります。

そんな風にして、今朝の時間はいたずらにすぎていきました。

その捜索作業の副産物として、見つけた古いファイルを、時々このブログのネタとして使ってみようかと思います。

 題して、「私の切り抜き帳」


急ぐ必要はない
君の速さで、歩けばいい。
君が君でいる事が
何よりも、大切
なんだ
から---。
326(ナカムラミツル)


 

いつもみてるよ。がんばってるの、しってるよ。

いつもみてるよ。がんばってるの、しってるよ。

  • 作者: 326(ナカムラミツル)
  • 出版社/メーカー: Think D出版
  • 発売日: 2006/02/09
  • メディア: 単行本

326―ナカムラミツル作品集

326―ナカムラミツル作品集

  • 作者: ナカムラ ミツル
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本

 


「埋め草」にムクドリの写真を2枚。
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もう長く更新していない我が家のホームページ。windows95~2000の時代の作品です。のぞきにお越し下さい。

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台風の狭間にしばし散歩かな [折々散歩]

台風接近中ながら、今日一日、心配したほどの雨も降らず、風もそれほどでなかったので、外出できました。
妻が、公民館の文化祭だとかで、アッシーを命ぜられ、その手待ち時間にどこかを散歩して、また迎えに行くというパターンは、よくあることなのですが、今日はちょっと特殊事情がありました。、
というのは、次男のお嫁さんの出産予定日は、昨日だったのですが、まだ兆候がありません。彼女は、毎日一所懸命、歩いたり軽い運動をするよう心がけていますが、雨の日は困ります。売り場面積の広い大店店舗や、商店街のアーケード街などを、ウインドウショッピングがてら歩いたりしています。


さて、今日は、妻を公民館におろした後、私とお散歩デートすることにしました。家で留守番していてもらっても、もちろん結構なんですが、ひょっと産気づいて産院へ急行する必要ができたりすると心配だ、というわけで、同行してもらったわけです。
台風の激しい雨風を覚悟して、デパート、商店街、美術館、図書館などの利用を検討していましたが、思ったよりも雨風の影響がないので、岡山後楽園という庭園を歩くことにしてみました。
彼女は、小学校の行事以来だそうです。私も、単独で入園することは、今年も何回かありましたが、デートは何十年ぶりという事になります。イヤ待てよ、保育園の孫と外周を歩いて、かき氷食べたのは、去年の夏でしたか?

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小雨が降ったりやんだりの後楽園は、しっとり落ち着いていて、いい時間が過ごせました。

 

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小堀遠州が築いた庭園。あいにく、花や紅葉の季節とはずれていますが、四季折々に応じた、落ち着いたたたずまいです。

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「烏城」と呼ばれる漆黒の岡山城が遠望されます 。
 
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ちょっと休憩して、茶店で抹茶と特製吉備団子を注文。カメラに写す事を思いつく前に、吉備団子一個、食べてしまったので、個数が合いません。楊枝も一本足りません。

今日も外国人観光客の姿が多く、茶店では隣り合わせた西洋人カップルが、「tea]に関心を示していて、「ほうじ茶」を注文していたようでした。

 

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菊花展も催されていました。

たくさんの菊を写したのですが、なぜか、露出がかなり狂って、失敗作続出でした。古い世代のレンズのせいなのでしょうか?でも、これまで、pentaxistDや、pentaxKmでは、気にならなかったので、カメラとの相性がよくないのかも知れません。ちなみに今日の携行カメラは、pentaxk5Ⅱ、レンズはsigma 18-120mmでした。

そのあとも、ホームセンターの店内を歩いたり、古本屋に行ったり、いろいろしましたが、今のところお産の兆候はありません。
いとこになるはずの孫たちが、おなかに向かって「出ておいで~」と呼びかけてはいるのですがね。



夜になって、雨音が激しくなってきています。

昼間の散歩は、ラッキーなタイミングだったかも知れません


 

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それでも「これなあに?」 [今日の「これなあに」?]

「これなあに?」

 

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「マキノキ」の実です。

漢字で書くと「槙の木」。 庭木や生け垣として植栽されることの多い常緑樹です。 「高野槙(コウヤマキ)」「犬槙(イヌマキ)」「羅漢槙(ラカンマキ)」など、いくつかの種類があるようですが、これは「イヌマキ」でしょうか?

「イヌ」は、「イヌホオズキ」の項で話題にしたとおり、「似て非なるもの、似ているが劣るもの、似ているが役に立たないもの」を意味する接頭語。「高野槙」が「本槙(ホンマキ)」とも呼ばれ、一段格上扱いされているための命名でしょうが、いずれも庭木、前栽として珍重されます。

この実は、口に入れると、ほんのり甘いです。濃厚な甘さを持つフルーツがふんだんに手に入る現代では、ちょっとインパクトが弱くて、子どもたちも見向きもしませんが、かつては子どものおやつにもなったようです。

ちなみにこの木は、私が中学校の時、13歳を対象とする「立志式」というイベントの際に、記念樹として全員に配られた苗を、現在の家の庭に移植したもので、樹形などはとうてい整えることもできませんが、かろうじて庭木として育ってくれています。



寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ   寂蓮法師

【解釈】 寂しさは、どの色のせいというわけでもないことだなあ。槙がうっそうとそびえ立っている山を、静かに静寂が包み込んで日暮れていく秋の夕暮れのたたずまいが、全体としてんとも言えない寂しさを感じさせることだよ。

「新古今集」に収められたこの歌に詠まれた「槙」は、杉・檜などの針葉樹・常緑樹一般を指す古語だそうです。紅葉した山の彩り豊かな秋景色とは違って、深い緑色をたたえているけれどもそれが、日暮れとともに、うっそうとした暗がりとなって覆い被さってきます。その気配は、心の中に抱えるなにがしかの鬱屈、なにがしかの悲哀とあい呼応して、心細くもの悲しい思いをつのらせるのです。


 ちなみに、寂蓮法師のこの歌とともに、「秋の夕暮れ」を詠んだ次の二つを併せて、古来「三夕(さんせき)の歌」と並び称されました。

見わたせば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ  藤原定家

【解釈】 辺りを見回してみると、春を彩るあでやかな桜の花も、秋を彩る鮮やかな紅葉も、これといった風情を感じさせるようなものはなんにもないことだなあ。海辺の粗末なあばらやを包んで暮れていく、寂しい秋の夕暮れであることよ。

 作者藤原定家は、父藤原俊成とともに新古今集の時代をリードした歌人です。その目指す境地は、「幽玄(ゆうげん)」(俊成)、「有心(うしん)」(定家)と名付けられた美の世界。それは、言葉による表現の外ににじみ出る「余情」たっぷりの美であり、絵画的、音楽的要素をも取り入れた芸術至上主義的世界です。



心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ  西行法師

【解釈】 すでに俗世を捨てて、人情や情趣を解することのない出家の身であるこの私にも、「しみじみとしたもののあわれ」は自然と身にしみて感じられことだなあ。鴫が飛び立つ水辺を包む秋の夕暮れよ。

作者西行法師は本名佐藤義清(さとう のりきよ)といい、もと六位の位階を持つ北面の武士(御所の北側を警護するエリート武士)で、馬や弓矢の武芸はもちろん、詩歌・管絃の道にも優れた才を持っていたと言います。

その彼が、22歳の時、突如官職を捨て妻子を捨てて、出家したのです。その動機は謎に包まれていて、諸説がありますが定かではありません。ともあれ、阿弥陀仏がおられると言う極楽浄土が、西方にあることから「西行」と号し、修行の旅をして各地を行脚し、多くの歌を残しています。

芭蕉が「古人も多く旅に死せるあり」と慨嘆しつつ崇敬した先人の一人でもありました。

保元の乱で四国の讃岐に流され、無念の内に憤死した崇徳上皇とは、若いときから深い関係にあり、その鎮魂のために四国を巡礼した事があるので、瀬戸内地方の各地にも、様々な足跡を残しています。 4月に亡くなった畏友Hさんに引きつれられて、その足跡を訪ねる「ツアー」を楽しんだのはいつのことでしたか?

我が家の直近にも、西行の歌碑が建てられており、玉野市の渋川海岸にも歌碑と銅像があります。それらを見るたびに、在りし日のHさんが偲ばれます。

また、今、突然思い出しましたが、高校時代に古典を教わり、無理矢理に頼み込んで、結婚式の媒酌人をお願いした故U先生の、大学時代の卒論は西行だったとか?授業でも、

ねがはくは花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月の頃

の歌を、ロマンたっぷりに語っていただいたことでした。


鴫は、近づくとすぐに飛び立って逃げます。足下から不意に飛び立ちますので、その羽音に一瞬驚かされ、後には静寂が残るという経験は、私自身幾度も味わうことです。

これは再度掲載します。今年写した鴫です。

 
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これは去年の写真。たまたま近くで写せました。
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これも遠くてシルエットです。でもシルエットが、ちょっとムードがある と思ったりしているのですが。
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栴檀に鷺 栴檀草に蝶 秋更くる [折々散歩]

台風接近で、早朝からどんより曇り空。

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あちらこちらの田んぼで、稲刈りが終わり始めていますが、この天候は、農家にとっては心配の種でしょう。

 
 
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 稲穂と朝蜘蛛。 これは、去年の写真です。

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がまの穂と蜘蛛の巣。これも去年の写真です。
 
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熟れた稲田に白鷺、手前はチュウサギ、左はコサギでしょうか。大きさがずいぶん違います。
 

 

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白鷺が、栴檀の木を止まり木にしています。 栴檀の実を食べるヒヨドリやムクドリは、しょっちゅうこの木の上にいます。

 

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早朝の田園風景。中央水路脇に茂っているのが栴檀の木です。これは、去年の写真。
白鷺は、この木の下の用水で採餌しますが、木の上に止まって休んだり、獲物を狙ったりしているのでしょう。

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 アオサギもよくここにいます。

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今日の「これなあに?」

 

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葉っぱが栴檀に似ているところから、栴檀草(センダングサ)と呼ぶようです。

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種子をつけるとはっきり特徴がわかります。
 
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硬い棒状の種子は、先端にとげがあって、野原を歩くとズボンや衣服に引っ掛かってやっかいです。いわゆるひっつき虫の一種です。
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モンキチョウが止まっています。

オマケです。
河原の薄とアワダチソウ。
 
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 今日は午後から雨も強くなり、光が足りません。この写真は、昨日の写真です。
 
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もうひとつオマケ。これは去年の写真。

 
 
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蜂の無常 [折々散歩]

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という懐かしいフレーズが時々思い出されます。世界的ボクサーのモハメド・アリ(以前は、カシアス・クレイとよんでいましたよね。)のボクシングを形容する誉め言葉でした。

昨日の散歩でも、いろんな蝶や蜂に出会うと、この言葉が脳裏をよぎりました。

蝶に気を取られてしばらく時間を過ごしていると、ぶんぶんうるさく蜂が飛び回っています。アシナガバチだろうと高をくくって、気にもとめずに折りましたが、どうもしつこくついてくる。威嚇めいた仕草もしながら、すぐちかくをとびまわります。

電柱の近辺を、何匹も飛んだり止まったりしているのがわかりました。電柱に貼ってある黄色と黒の看板と、この蜂の体の模様がマッチして面白いと、構図を待ちましたが、注文通りには動いてくれません。

 

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 近辺に巣があるのかも知れません。

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こうして画像を見ると、アシナガバチではありませんね。どうもスズメバチっぽい。小型の蜂でしたので見くびっていましたが、トラブルに巻き込まれなかったのは幸いでした。

 蜂の話題になったついでに、私の「とっておき」の画像を一枚。
2~3年前に、「撮って置いていた」画像です。撮影場所は、ほぼ近辺でしたので。思い出しました。

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かりかりと蟷螂蜂のかほを食む   山口誓子
蟷螂(カマキリ)が、私の目の前で、蜂を捕らえ、うまそうに食い終えました。「無常」を感じた一こまでした。
またまた駄洒落ですが、七〇年代「ハチのムサシは死んだのさ」という曲がはやりました。おあとがよろしいようで。
ハチのムサシは死んだのさ

ハチのムサシは死んだのさ

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  • メディア: CD

 
 

 
 
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有明の月 たそがれの月 散歩かな (字余り) [折々散歩]

雨が上がり、朝から快晴です。

西の空を見上げると、月が浮かんでいます。

以下は、いずれも小倉百人一首に歌われた「有明の月」です。

21 いま来むと言ひしばかりに長月の 有明の月を待ちいでつるかな    素性法師
30 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし       壬生忠岑
31 朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪        坂上是則
81 ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる      後徳大寺左大臣


【解釈とコメント】
21 「すぐに会いに行きます」とあなたが言ったばかりに、秋の夜長をひたすら眠らずに待っているうちに、夜明けまで空に浮かぶ有明の月が出てくるのに出会ってしましましたよ。あなたには会えないのに。
長月は旧暦の9月。7・8・9月が秋ですから、晩秋になります。

30 男女の逢瀬の終わりの時間を告げるかのように、有明の月がそっけなく空に浮かんでいたあの別れの時以来、
有明の月がかかる夜明けほどつらいものはありません。
この歌は、「2001年度センター試験 国語Ⅰ・Ⅱ 追試験」で、長野義言(よしこと)『歌の大むね』の文章の一部として出題されましたね。長野義言は、この歌の主は、「後朝(きぬぎぬ)の別れ」を恨めしく思う心で空の有明の月を眺めたとする通説を批判して、有明の月を見て女性に会わないまま、帰ったと解釈すべきだと主張していました。

31 明け方、有明の月かと思うほどに明るく、吉野の里に降っている白雪であることよ。
この歌では、有明の月は実際には出ていません。

81 ホトトギスが鳴いたと思って、そちらの方を見るとすでに鳥の姿は、どこにもなく、ただ、夜明けの空に月が残っているだけであった。
古典の文章では、ウグイスと並んで愛された鳥ですが、ホトトギスは夜鳴くことで珍重されました。


「有明の月」とは、十六夜以降、明け方になっても空に残っている月を言います。
月齢を見ると、今夜の月が16日。昨日の月は15日ですから、今朝空に輝いていた月を『有明の月』と呼ぶのは厳密には正しいかどうかわかりませんが、見事な月でした。

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今日は病院予約の日。レントゲンや呼吸機能の検査も受け、順調な回復なので、「外科は卒業」。今後は内科で経過観察。ということになりました。

 

その足で、少々散歩してきました。

今日持って歩いたカメラは、以前「じゃじゃ馬カメラ」の汚名をかぶせた

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K10D ボディ

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K10D ボディ

  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス

に、レンズは、修理に出していたsmc PENTAX-F ☆ 300mm F4.5 ED[ IF]。

実は、露光のトラブルが気になり始めて、k-5Ⅱ本体と、smc PENTAX-F ☆ 300mm F4.5 ED[ IF]を修理・点検を依頼していたところ、やっと帰ってきました。経過は省いて、結論、カメラには異常なし。レンズは、絞りが損傷しているが、古い製品なので部品がなく、修理不能。マニュアルモードで使用してください。とのこと。

 

ダイアルをマニュアルモードに合わせ、絞りリングを適切に設定し、AFと同時に、グリーンボタンを押すと適切なシャッタースピードが算出され、カシャッと撮れる、はず。「グリーンボタンを押す」の手間が、少々面倒ですが、なれれば大丈夫だろう。と、練習がてら出かけてみました。なぜ、k-5Ⅱではなく、K10Dかというと、「マニュアルっぽさ」を楽しみたかったから?と、以前の「じゃじゃ馬カメラ」の汚名をそそぎたかったから。



日射しがきつく、ちょっと歩いただけで汗をかきます。

車の中から、面白い光景を見つけたので、ちょっとストップしてパチリ。

対向車も後ろの車もない農道です。

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や、待てよ。この露出は何だ?グリーンボタンが当てになりません。やっぱり「じゃじゃ馬カメラ」じゃないか?
 
 
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これくらいなら良しするか。でも、信じ切れないもどかしさがぬぐえません。
 
 
先日、情報を戴いた様に、レンコン畑を探ってみると、「シギ」が数羽、採餌していました。遠いので、トリミングしてやっとこの程度です。姿が、はっきりわかりませんが、このシギの名前は?
近づくと、逃げられました。
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 いろいろな蝶に会いました。アブ・ハチの仲間もせわしく花から花へ飛び歩いています。
グリ-ンボタンが当てにならないので、シャッタースピードは変えながら同じシーンを何枚も撮り重ねますので、セレクションに手間がかかります。
でも、そのスリルが楽しいかも?
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 トノサマバッタも、威厳と風格をにじませています。
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深い青空と元気なスズメ。露出アンダー気味ですが、空の色が気に入ったので、補正していません。

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  「ウ」にちなんだ駄洒落で、こんな本を思い出しました。

ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)

ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)

  • 作者: レイ・ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/02/27
  • メディア: 文庫

 

 

 

 レイ・ブラッドベリのSFを、萩尾望都さんがロマンチックなコミックにしています。

ウは宇宙船のウ (小学館文庫)

ウは宇宙船のウ (小学館文庫)

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 文庫

 

 


同じく、この作品も萩尾望都さんが漫画化していたはずですが。

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

  • 作者: レイ・ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1965/12/24
  • メディア: 文庫

ブラッドベリについては、また別項で触れるでしょう。
萩尾望都についても?


 
 
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とりどりのとり集い居る秋の庭(駄洒落です) [折々散歩]

 雨時々曇りの一日。
予定日間近の二男のお嫁さんは、散歩をして体を動かしたいのですが、雨のため躊躇していました。少し小振りになったので、週末帰省している二男と、散歩できそうな場所を求めてお出かけ。

長男一家と、じいじばあばも、玉野市深山公園道の駅に合流して、「緑の館みやま」のレストランで昼ご飯をいっしょに食べました。

注文したメニューは、あなご丼3。ラーメン2。玉野を代表するB級グルメ!!「たまの温玉めし」(焼き穴子に蒲焼きのタレの焼き飯風に温泉玉子ををのせた温玉めし。サラダ付き)1。「みやまランチ」1。新発見!ごはんがすすむ『たまげた丼』1(ゲタ=舌平目のツミレ揚げに、甘辛いタレをからめたどんぶりです。おかず1品にお漬物、汁物付き)1。なおカッコ内はメニューから引用。

 


そのあとはそれぞれ別行動で、私たち夫婦は、深山公園の散歩コースを一周。カメラを持ってゆるゆる歩く私を尻目に、妻はさっさと歩いてゆきました。

 

雨に洗われたコケの緑が新鮮でした。

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 ヤマガラが、何羽も近寄ってきます。人なつっこい鳥で、人の手に止まって餌をついばんだりします。

ひまわりの種などにより、餌付けされているようです。

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鴨渡る明らかにまた明らかに     高野素十

 
赤松池には、水鳥の群れが増えていました。
 
オナガガモと見えます。
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ヒドリガモ?
 
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カルガモのアップ。
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大きな目立つ2羽。これは誰でしょう?
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マクロスライド?なんのこと?---消えた傑作の巻? [時事]

 消えた年金ならぬ、消えた原稿の巻です。
今朝早起きして、書いたブログ。ほとんど完成して、満足なできばえと、ほっとしてUPする段階になってトラブル。時間超過による自動ログアウトが働いたのでしょうかね。書いたものが全部消えてしまいました。トホホ。
ですので、思い出し思い出し、もう一度書きます。あんな傑作は二度と書けないはず、、、ですが(涙)。



マクロレンズを話題にすることの多いこのブログ。今日は、マクロスライドという耳慣れない言葉の話題です。

スライド映写に関係ありますか?(汗)


昨日、地方版「年金一揆」なるものに参加してきました。物騒な名前です。この「年金一揆」東京・日比谷野外音楽堂では中央集会が開かれ、2800人が参加、全国で同趣旨の集会やデモがとりくまれたそうです。

 私も今年から年金受給者です(満額支給は、まだ数年先ですが)ので、先輩に誘われて「年金者組合」に加入しました。

収入が途絶し、年金のみに依拠する暮らしが始まったばかりで、不安がいっぱい。安心して生きられる世の中をめざして、弱い立場の者同士、力を合わせ、支え合っていくのは、大切なことですから。

その「年金一揆」の集会の場で、キーワードのように繰り返し飛び出してきた言葉が、「マクロスライド」「マクロ経済スライド」という言葉。もともと経済音痴の上に、脳血管疾患の影響で全く回転がスローになっている私の「灰色の脳細胞」(エルキュール・ポアロ)にとっては、異国の言葉(確かにカタカナ語ですが)のようで、さっぱり理解できません。
それでも、自然と、時代の「重要語」として刷りこまれましたの、で気になっていろいろ調べてみますが、それでもよくわかりません。
この記事などは、比較的わかりすいほうでしたか。
こんなに理解できないと、ひょっとするとわからないのは私だけではないかも知れない、と思いたくなります。敢えてわかりにくくすることで、一般国民をこの話題から遠ざけ、心置きなくフリーハンドで政策を遂行するための高等戦術ではないかと勘ぐりたくなるほどです。


少しだけわかってきたのは、「物価スライド」を適用して、今年4月から年金支給率を1%切り下げ、次は、「物価スライド特例分の解消」と称して、この10月に1%、来年4月に1%、平成27年4月に0・5%の、計2・5%引き下げる(頭がこんがらがってきたぞ!)という驚きの事実!さらには、「物価スライド特例分」が解消された後は、「マクロ経済スライド」を導入するのだそうです。---この複雑さ。文字をたどりながら、意識はそれについていけません。

これは、年金給付の切り下げと消費税の倍増を柱とする「社会保障と税の一体改革」の具体化なのだそうですが、目の前にあらわれて大暴れするまで、正体がわからないのが怖いところです。


もう一本の柱の、消費税引き上げ。困ります。

年金生活者といえども、霞を喰って生きるわけにも参りません。衣食住に関わる最低限の支出は、どうしたってそんなには削れません。そんなかつがつの財布の中に乱暴に手を突っ込んで、「短き物を 端切る」(山上憶良『貧窮問答歌』)ように、また「病人の布団を引きはがす」(亡くなった畏友Hさんの言葉)ように、無体にも強奪していくやり口は、悪代官顔負けの苛政と言わなければならないでしょう。

本来、もっといたわられ、敬われるべきシルバー世代の、生活も権利も将来設計も、人間的尊厳もプライドも、ずたずたに踏みにじりながら、阿倍さん、どうやって「美しい日本」「強い日本」を作って行くおつもりなのでしょうねえ?

この消費増税は、行き詰まっている日本の年金・医療・社会保障の負担を、国民全体でわかちあうため?私たちお人好しですから、ついつい、一肌脱ごうかという気になっちゃいますが、 それならどうして社会保障の水準がどんどん引き下げられていくのでしょうか?不思議です。

それと、税負担能力が低い国民全体をターゲットにした消費税は増税するのに、負担能力が十分あるはずの法人税は引き下げるのでしょう?不思議です。

法人税引き下げが、企業の活力を生み、日本経済の活性化につながる?それが雇用と賃上げを促進し、消費を促し、景気をよくし、税収を増やす?たとえ、消費税を引き上げたとしても?そんな不思議な錬金術が、ありうるのでしょうか?

耳を澄ませば、大道手品師の、こんなかけ声が聞こえてきます。

「さあお立ち会い。ご用とお急ぎでない方は、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。ここにとり出だしたるこの小槌。ここにもあるあそこにもあるという小槌ではないよ。打ち出の小槌という、不思議な小槌だ。ご覧じろ。

この小槌を、こうやって、エイと一振りいたせば、お立ち会い。 ああら不思議。大判小判が、ざっくざっくと出てくる出てくる。3パーセントが5パーセント、5パーセントが8パーセント、立ち所に10パーセントも夢じゃないよ。お立ち会い。」

だが一振りするごとに、 「民の竈」(仁徳天皇)は疲弊して行くことを、子どもだって知っているのですが、、、。

消費税の引き上げが、消費の冷え込みを生み、消費の冷え込みが、景気の冷え込みを生み、景気の冷え込みが労働者賃金の切り下げへと跳ね返り、 労働者賃金の切り下げが、消費の冷え込みを生み、消費の冷え込みが、景気の冷え込みを生み、景気の冷え込みが労働者賃金の切り下げへと跳ね返り、 労働者賃金の切り下げが、消費の冷え込みを生み、消費の冷え込みが、景気の冷え込みを生み、景気の冷え込みが労働者賃金の切り下げへと跳ね返り、 労働者賃金の切り下げが、、、、、、、税収の落ち込みにつながり、またしても打ち出の小槌の出番となる。

こんな魔のスパイラルに歯止めをかけるには、①消費税増税ストップ、②大企業の内部留保をわずかに取り崩して労働者の賃金に回す、③TPPから直ちに撤退して、農業経営をはじめ日本の産業を守る→こうやって国民の購買力を高め、国内消費を高め、農業・中小零細企業の経営と生活を安定させ、これらによって税収を健全化させていく事が、日本の経済と財政を立て直す近道だと、経済音痴の私などには思えるのですがねえ。

論壇や、マスコミ上で発言なさる「専門家」の方々は、これを、素人の偏った意見と失笑なさるかも知れませんが、「王様は、裸です。」と、高らかに告げる、素人の率直な直言が必要なのではないでしょうかね。いかがでしょうか?安倍さん。 


 さて、昨日の「年金一揆」。61歳の私は、当然のことながら、一番年下の部類で、80代、70代の皆さんも大勢参加されていましたが、皆さん、かくしゃくたる様子で、シルバーパワーを輝かせておられました。

県下各地の、思わぬ懐かしい先輩方の顔も、ちらほら拝見し、懐かしい思いをしました。新任の頃生活した土地でお世話になったHさんが、ご夫婦で参加しておられました。奥様には、実に三十数年ぶりにお会いした事になり(何かの機会に、お見かけしたことはあったでしょうが)、感慨深いことでした。ほかにも、あの方この方と、言葉を交わすことができ、ほっこり温かい思いをいたしました。

集会の後は、シュプレヒコールを上げながら、久しぶりのデモ行進です。沿道の市民が、物珍しそうにのぞき込みます。そもそも、最近ではデモ行進自体が、滅多にお目にかからぬ「レア」な「イベント」でしょうし、ましてや参加者がみんな白髪姿の「高齢者」ばかりときては、何事かと興味がわくのでしょう。通りかかりの外国人観光客でしょうか、カメラを向けてくるのも、くすぐったい感じです。

警備・交通整理のお巡りさんまでが、何時にないいたわりの態度で、妙に扱いが親切なのも、微笑ましい思いがしたことでした。


 「世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる」(良寛)という境地が、私の目下の心境に近いのですが、時には「世の中にまじる」のも、「アリ」だと感じたひとときでした。

ところで、その良寛さんの歌を、かつて私に教えてくださったMさんが、私のブログを見てメールをくださいます。昨日付のブログの最初の水鳥の写真を、わたしが「バン」と思っていましたところ、「オオバンでは?」と指摘してくださいました。下の顔の赤い親子連れは、「バン」でよかったようです。

また、オオバンと一緒に泳いでいるカモは、カルガモ。メスのカモは、コガモだそうです。

ほかにも、懐かしい方々が、ブログに関して、メールやお便りをくださいます。こんなブログでも、やってみてよかったと、うれしく思います。

「生存証明」のために始めたブログ、そろそろネタが切れ始め、自分の薄っぺらさが自覚されて辛いのですが、もうしばらくは続けてみるつもりです。おつきあいくださればさいわいです。

 


今日の付録。

 

獲物を捕まえた白鷺。ダンスのステップのようで、軽快でしょ?(9月撮影)

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ヒドリガモでしょうか?今年渡ってきたカモのようです。
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夕方、寝場所にくつろぐカモ。 これもヒドリガモ?
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もひとつおまけに「これなあに?」 [今日の「これなあに」?]

公園の池には、もう少し寒くなると水鳥の群れがやってくるのですが、まだ鳥影が少ない様子。

これなあに?

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くちばしも額のあたりも白っぽいですが、バン でしょうか。繁殖期には鮮やかな赤になるはずです。
 
これは去年の画像です。散歩中に、こんな場面に出会うと、得した気分になります。
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バンと鴨とが仲良く泳いでいます。平和です。
この鴨は、カルガモですか?
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 メスを見ても、私には種類がわかりません。
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見上げると梢にこの鳥が群れていました。
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逆光補正をしましたが、まだ影になっていてよくわかりません。カワラヒワでしょうか?


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続けて「これなあに?」 [今日の「これなあに」?]


出産予定日間近の、次男の嫁の運動がてら、一緒に近所の公園を散歩しました。

気温は冷えていますが、澄み切った空気を透す秋の日射しがまぶしいほどで、絶好のウォーキング日和でした。

そこで見た、秋の風物です。これなあに?

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 ガマズミの実です。スイカズラ科ガマズミ落葉低木。

秋には赤い実をつけ、甘酸っぱいので、むかしは子どものおやつとして生食され、いまも民間薬として用いられたり、果実酒の材料にされたりします。ロシア民謡の「カリンカ」に歌われるのもこの近縁種だそうでっす。

名前の由来は、「神ッ実」あるいは、「噛み酢実」の転化したものと言われます。 ほかにも、その幹や枝を鍬(くわ)の柄に使っていたことと、赤い果実を染料として使ったことから、鎌染めと呼ばれるようになり、それがガマズミに変わったなど、諸説があるようです。


それでは、これはなに?

 

 

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 マユミの実、だと思います。

これは、別の公園で撮影しました。

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これが樹形です。
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マユミは、ニシキギ科ニシキギ属の中低木
 

 
その枝は、弾力があって折れにくく、樹皮を剥いで、薪(まき)などを縛る縄の代わりにしたり、ざるの縁木などにも利用されました。また、木質が緻密でゆがみが少なく耐久性に優れるため、弓の材料として用いられました。漢字で「真弓」と書きます。


 真弓にちなむ文章を一節。

「伊勢物語」の 二十四段です。

昔、男片田舎にすみけり。男宮づかへしにとて、別れ惜しみてゆきけるままに、三年(みとせ)来(こ)ざりければ、待ちわびたりけるに、いとねむごろにいひける人に今宵(こよひ)あはむとちぎりたりけるに、この男来たりけり。「この戸あけたまへ」とたたきけれど、あけで歌をなむよみて出(いだ)したりける。
 
  あらたまの年の三年を待ちわびてただ今宵こそ新枕(にひまくら)すれ
といひだしたりければ、
 
  梓弓(あずさゆみ)ま弓(まゆみ)槻弓(つきゆみ)
                 年をへてわがせしがごとうるはしみせよ
といひて去(い)なむとしければ、女、
 
  梓弓引けど引かねど昔より心は君によりにしものを
 
といひけれど、男かへりにけり。女いとかなしくて、しりにたちておひゆけど、えおひつかで清水(しみず)のある所に伏しにけり。そこなりける岩におよびの血して書きつけける、
 
  あひ思はで離(か)れぬる人をとどめかねわが身は今ぞ消えはてぬめる
と書きて、そこにいたづらになりにけり。
 
 
【解釈】
 昔、ある男が、片田舎に住んでいた。その男が、出仕するといって女に別れを惜しみつつ都へ行ってしまったまま、三年間女の元へやって来なかった、女は待ちあぐねて辛い思いをしていたところへ、たいそう熱心に求婚してきていた別の男と、「今夜結婚しよう」と約束した。そこへ、都に出ていた男が帰ってきた。

「この戸を開けておくれ」と言って叩いたが、女は戸を開けないで、歌を詠んで差し出した。
 <三年間ずっとあなたを待ちに待って、待ちくたびれてしまい、ちょうど今夜、私は新しい人と結婚するのです。>
と詠んで男に差し出したところ、
 <いろいろと年月を重ねて、その間ずっと私があなたにしていたように、新しい夫を愛し慈しんでください。>
と男は言って、帰ろうとした。女は、
 <あなたが私の気を引こうと引くまいと、私の心は昔からあなたに寄り添っていましたのに。>
と言ったが、男は行ってしまった。女はたいそう悲しくて、男を追いかけたが追いつけず、湧き水が出ているところに、うつぶしてしまった。そこにあった岩に、指から出た血で書きつけた歌は、
 <私がこんなにあなたを愛しているのに、お互いに愛し合うことにならないで、離れていくあなたをどうしても引きとめることができず、私の体は、たった今、消え果ててしまうようです。>
と書いて、そこで死んでしまった。


以前、私は、これを、地方語で翻訳してみました。

 昔、男が、どいなかに住んどったんじゃて。その男ぁ、田舎ぐらしから抜け出したい思うたかして、「ちいとばぁ、都へ奉公に行ってくらあ」言うて、嫁さんと別れを惜しんで一人で出かけて行ったんじゃ。それっきり、三年帰って来なんだもんじゃから、嫁さんの方は、くる日もくる日も亭主の帰りを待ち侘びとったんじゃけど、そのうちに、親切に言い寄ってくる男ができたんじゃ。嫁さんは、一人暮らしは心細うはあるし、よさそうな男じゃぁあるしで、気持ちは引かれたんじゃろうが、「今に亭主が帰ってくるかもしれんから」言うて、断り続けておったんじゃ。じゃけど、とうとう「もう限界だわ!私、過去を振り切って、新しい生活に踏み出すことにするわ!」と決心して、結婚することにしたんじゃ。その今晩が結婚式じゃという約束の夜、亭主が帰って来たんじゃて。
 「わしじゃ。帰ったで。この戸を開けてくれぇ。」言うて、戸をたたいたけど、嫁さんは開けちゃらずに、歌を詠んで戸口から差し出したんじゃ。
   三年もアンタのことを待ち侘びて、つらぇ思いをして来たんで。そのアンタがいつまでも帰らんもんじゃから、しょうことなしに、ほんの今晩結婚することにしたんヨ。それを、なんでぇ。アンタ言うたら、今頃帰って来てからに、「開けてくれぇ」もねえもんじゃ。
こういうて言うたもんじゃから、亭主のほうは、
  梓弓ゆうたり真弓ゆうたり槻弓ゆうたりして色々な弓があるけど、その槻弓のツキ(月)に縁があるのが年という言葉じゃ。その年を、これまで何年も何年もの間、ワイがお前にしてやったように、これからは、お前も新しいムコさんを大事にいつくしんで暮らしてやってくれぇや。ほんなら、ワイはこれで帰らぁ。
と言うて、行ってしまおうとしたもんじゃから、嫁さんは、
   アンタがウチを大事にしてくれたかどうかは知らんけど、どっちにしても、ウチの心は、アンタに首ったけだったんよ。ちょっと待ってぇ。
と言うたんじゃけど、亭主は耳も貸さずにさっさと帰ってしもうたんじゃ。
嫁さんは、ぼっこう悲しゅうて後から追いかけて行ったんじゃけど、よう追いつかんで、清水の湧きょぅるとこに伏さってしもうたんじゃ。そこにあった岩に、指から血を出ぇて書き付けたんじゃと。
  ウチゃあこねえにアンタが好きなのに、両方が好き合うことにならずに、心が離れて行ってしもうたアンタを引き留めかねて、ウチのからだは、たった今消えて行ってしまいそうに思えてならんわぁ。
ゆうて書いて、その場所で死んでしもうたんじゃと。おわり。 

伊勢物語の「みやび」の世界が、ずいぶん泥臭くなってしまいました(笑)。 



 

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今日も「これなあに?」 [今日の「これなあに」?]


NHK大河ドラマ「八重の桜」は、我が家の録画HDDには全回収まっていて、妻は毎回欠かさず見ているようですが、私は時々横目で見て通るくらいで、あらすじも理解していません。
ですので、ドラマの中でどのように扱われたかの確認はできていないのですが、会津の女性を代表する人物の一人として、大山捨松が登場するようです。
NHKオンラインの記事に、こうあります
「幼名は咲。幼くして家族とともに鶴ヶ城籠城戦を経験する。美貌と知性に秀で、11歳のときに、後に女子教育の先駆者となる津田梅子らと日本初の女子留学生として1871(明治4)年、岩倉具視の使節団に加わりアメリカに渡る。母・艶は咲という幼名を「一度捨てたつもりで帰国を待つ(松)」という切なる思いを込めて、「捨松」と改名させる。帰国後、薩摩の陸軍軍人・大山巌と結婚。美貌と知性を持ち合わせ、鹿鳴館時代の社交界の中心となって、「鹿鳴館の華」とたたえられる。しかし会津の元家老の娘・捨松と仇敵(きゅうてき)・薩摩の大山巌との結婚は、地元・会津にとって衝撃的なニュースで、山川家には抗議の手紙が殺到したと伝わっている。」http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/cast/


さて、この大山捨松について、wikiには次のような記事が載っています。
「大山巌は先妻との間に娘が3人いた。長女の信子は結核のため20歳で早世したが、彼女をモデルとして徳冨蘆花が書いた小説が、「あああ、人間はなぜ死ぬのでしょう! 生きたいわ! 千年も万年も生きたいわ!」の名セリフが当時の流行語にまでなったベストセラー『不如歸』である。
小説の中で主人公の浪子は結核のため幸せな結婚生活を引き裂かれた挙げ句、実家に戻ると今度は非情冷徹な継母によって離れに押し込まれ、寂しくはかない生涯を終える。ところがこの小説に描かれた継母が捨松の実像と信じた読者の中には彼女に嫌悪感を抱く者が多く、誹謗中傷の言葉を連ねた匿名の投書を受け取ることすらあった。捨松は晩年までそうした風評に悩んでいたという。
実際は小説とはまったく逆で、信子の発病後、離縁を一方的に申し入れてきたのは夫の三島彌太郎とその母で、悩む捨松を見るに見かねた津田梅子は三島家に乗り込んで姑に猛抗議している。看護婦の資格を活かし親身になって信子の看護をしたのも捨松自身で、信子のためにわざわざ離れを建てさせたのも、信子が伝染病持ちであることに気兼ねせずに自宅で落ち着いて療養に専念できるようにとの思いやりからだった。巌が日清戦争の戦地から戻ると、信子の小康を見計らって親子3人水入らずで関西旅行までしている。捨松は巌の連れ子たちからも「ママちゃん」と呼ばれて慕われていた。家庭は円満で、実際には絵に描いたような良妻賢母だったという。」

ところで、 徳富蘆花作『不如歸』の読み方は?

そうです。ホトトギスです。


 では、次の漢字の読み方は?

1.時鳥

2.杜鵑

3.鵊

4.杜宇

5.蜀魂

6.田鵑

7.子規(子規鳥)

 そうです。すべてホトトギスです。

最後の「子規」は、近代俳句の創始者で、近代短歌の草分けでもあった正岡子規の俳号でした。彼が、ホトトギスを意味する「子規」を俳号としたのは、肺結核で喀血した彼が、血を吐きながらも歌い続けようする自負を、「鳴いて血を吐く ホトトギス」と重ね合わせたからです。ホトトギスは口の中が赤く、鳴くと血を吐いているように見えるため、この俚諺がうまれました。

上記の徳富蘆花作『不如歸』もまた、結核に冒された浪子の悲惨を題材にしているからの命名でしょう。

漢詩・漢文の世界では、「杜鵑の吐血」という言葉もあり、そのいわれについて、ここに詳しい解説があります。

正岡子規が創刊した雑誌の名も「ホトトギス」でした。後に雑誌「ホトトギス」は子規の弟子である高浜虚子が主宰し、近代俳句の主要潮流「ホトトギス」派のよりどころとなっていきます。


正岡子規は、本名は常規(つねのり)のちに(のぼる)と改めます。

 

彼は子規のほかにも多くの号(ペンネーム)を用いたことでも知られ、負け惜しみの強いことを表す漱石枕流」の故事にちなんで「漱石」を用いたこともありますが、この号は、友人の夏目金之助(夏目漱石)に譲ります。ちなみに夏目漱石の作家デビューも、虚子のすすめにより雑誌「ホトトギス」に『吾輩は猫である』を連載したのがきっかけでした。

子規のペンネームで面白いのは「野球」というものです。 名前の(のぼる)をもじって「野球(のぼーる)」という洒落です。

子規は学生時代から、ベースボールを好んでプレイし、「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」などの訳語を作ったのも彼だと言われています。

子規が17歳まで過ごした家が復元されて「子規堂」として、松山市正宗寺内にあります。子規堂前には、「坊っちゃん列車」が展示され、子規の短歌九首を刻んだ、「子規と野球の碑」が建っています。

  ・久方の アメリカ人の はじめにし ベースボールは 見れど飽かぬかも
  ・国人と とつ国人の 打ちきそふ ベースボールを みればゆゝしも
  ・若人の すなる遊びは さはにあれど ベースボールに 如く者はあらじ
  ・九つの 人九つの 場を占めて ベースボールの 始まらんとす
  ・九つの 人九つの あらそひに ベースボールの 今日も暮れけり
  ・打ち揚ぐる ボールは高く 雲に入りて 又落ち来る人の 手の中に
  ・なかなかに 打ちあげたるは 危かり 草行く球の とゞまらなくに
  ・打ちはづす 球キャッチャーの 手に在りて ベースを人の 行きがてにする
  ・今やかの 三つのベースに 人満ちて そゞろに胸の 打ち騒ぐかな



ここで本題にもどります。

これなあに?

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山野草に「ホトトギス」の名を与えられている仲間があります。その花の斑模様が、「ホトトギス(鳥)」の模様に似ているからだそうです。ホトトギス、ヤマホトトギス、 ヤマジノホトトギスなどと、細かく分類されているようですが、これはどれなのでしょう?一輪咲きの咲き方からして、ヤマジノホトトギスに似ているような気はしますが。


先日、吉備津彦神社近くの「吉備の中山」中腹を散歩中に見つけました。初めて見る花でしたので、図鑑で調べるのに手間取りました。
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「龍神谷」の近くでした。 「龍神谷」とは、ミステリアスな名前ですが、近くには温羅神社の社もあり、神秘の風情が漂います。

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吉備津彦神社は備前国一宮で、この地の鬼(温羅)を退治したとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀っています。
 

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なお、備中国一宮は吉備津神社で、この中山の備中側のふもとにあります。

これに関わる話題はまた別項で。


 
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すすり泣くごとく木枯らし吹きすさぶ [時事]

おりたちて 今朝の寒さを 驚きぬ 露しとしとと 柿の落葉深く          伊藤左千夫 (ほろびの光)

この歌はいつか題材にしたいと思っていました。
柿の落ち葉が深く積もって、それがぐっしょり朝露で濡れるような季節は、まだもうすこし先でしょう。
鈴なりの柿です。

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柿の木のある通学路。
 
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富有柿。
 
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 品種名はわかりませんが、渋柿でしょうか?
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熟柿。
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でも、今朝の寒さはおどろきでした。いつまでも真夏日や熱帯夜を繰り返す今年の秋が、突然早回しに進んで、一気に晩秋・初冬並の寒さです。
昨夜も、急に冷え込んできて、出産のために我が家に生活している次男のお嫁さんの部屋に、あわててオイルヒーターを用意しました(この部屋にはエアコンがないので)。そして、居間には初暖房をつけました。
その冷えこみがますます高じて、未明の頃から激しい音を立てて木枯らしまでが吹きすさび、布団から出るのがつらい朝になりました。
「今日は散歩はよそう!」と弱気になっています。今日は、産院に診察予約をしてあり、運転手を引き受ける用事もあるので、と理屈はつけてあります。が、この冷たい風に、気持ちが萎えたのが、正直なところです。防寒着などは、まだ収納箱の中ですから。


そこで、今日の題材は、伊藤左千夫を飛び越えて「木枯らし」にうつります。
石川啄木の第2歌集であり、彼の没後まもなく刊行された「悲しき玩具」の冒頭に収められている歌がこれです。

 
呼吸(いき)すれば、
胸の中(うち)にて鳴る音あり。
凩(こがらし)よりもさびしきその音!


啄木を苦しめた結核は、当時、別名「肺病」と呼ばれたように、結核菌によって肺が冒される不治の病で、不安と恐怖と苦しみのうちに、多くの若者の命を奪いました。

「木枯らし」とくれば、 この句も思い出されます。

海に出て木枯帰るところなし   山口誓子

スケールの大きい、そして何か寂寥感のただよう句として、高校生の頃から耳に残っていました。力の限り吹きすさんだ木枯らしが、荒れ果てた海の上を、目当てを失って右往左往しながら、途方に暮れて、なおむなしく暴れまわっている様が、印象的です。なによりも、木枯らしを擬人化するという発想に、意表を突かれました。

ところが、最近、この句にもう一つの含意があることを知りました。
呑亀さん(http://profile.ameba.jp/msato0596/)が、国会図書館のマイクロフィルムの中から発掘された資料によると、昭和三十二年発行の雑誌『財界』五月号で、作者はこう述べているそうです。
http://ameblo.jp/msato0596/entry-11410983063.html

「十一月十九日
  海に出て木枯帰るところなし
この句は、後に世評に上った句であるが、昭和十九年の作である。この句を作った同じ日に、
  ことごとく木枯去って陸になし
といふ句がある。陸上を吹いて走ってゐた木枯はすべて海上に出尽し、陸上は静まりかへってゐるといふのである。
「海に出て」の句は、この句を経て、更に木枯を主体化したものである。吾が身が木枯になって海に出たきり、最早陸地へ帰ることはないといふのである。この句を作ったとき私は特攻隊の片道飛行のことを念頭に置いてゐた。この句はあの無残な戦法の犠牲者を悼む句でもあった。」

木枯らしの、叫びを上げて荒れ狂い、静まってはまた、時折自制心を失ったかのように荒れ狂うさまに、「神風」と祭り上げられて特攻にかり出された若者たちの、痛ましい姿が二重写しになっていたのです。


同じ作者のこんな句もよく知られています。

 
学問のさびしさに堪へ炭をつぐ    山口誓子

「学問のさびしさ」は与謝野晶子が、まだ鳳晶子であった頃、与謝野鉄幹(寛)を思って詠んだこの歌と通うところがあるでしょう。

やは肌のあつき血潮にふれも見でさびしからずや道を説く君   与謝野晶子

こんな真摯な克己心と自己研鑽を重ねながら、学問を修め、身を修めて、立派に成長した若者が、その学問と人生を花開かせることなく、むなしく戦場の露として、海に、大陸に、南方諸島に消えていったのです。
戦没学徒の遺稿を集めた「きけわだつみのこえ」の冒頭にはこの言葉が書き留められ、現在を生きる者たちに、静かに呼びかけています。

「嘆(なげ)けるか 怒(いか)れるか 
はた黙(もだ)せるか
聞け はてしなきわだつみのこえ」

【解釈】
嘆いているのだろうか?怒っているのだろうか?
それとも沈黙しているのだろうか?
聞け 果てしないわだつみ(海の神)の声を。

きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)

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第二集 きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)

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きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (ワイド版岩波文庫)

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きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記

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第二集 きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (ワイド版岩波文庫)

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荒海に耳を澄ませば、今朝の木枯らしのように悲しくうめき泣く、戦没学徒の無念の叫び声が、聞こえるのかも知れません。


ところで、 やたら「美しい日本」「強い日本」を強調する安倍サンが首相になって、またぞろ、威勢のいい方々の声がかまびすしく聞こえるようになってきたようです。TVやマスコミ上にも、近代日本の侵略の歴史を認めない、日本国憲法化の民主的諸制度や人権尊重の思潮に不満、アジア諸国民への蔑視と排外主義、社会的弱者への蔑視という傾向を持った言説が、目立ちます。
ネット界でも、「ネトウヨ」と呼ばれる得体の知れない種族が、近年増殖しているそうですね。
体系的な思想潮流や勢力ではないので、ますますとらえどころがなく、おつきあいの仕方も定まらないので、お近づきにならないのが賢明とは思うのですが、社会的存在としては無視できない勢いのようで、困ったものです。特に、その攻撃のターゲットとされた方々の心情を思うと、面と向かって反論することも適わず、いわれのない侮蔑にさらされ続けることの心労はいかばかりかと、暗い気持ちになります。
wikiの記事の一節に、こうありました。

コミュニケーション論研究者による操作的定義としては、大阪大学人間科学研究科准教授の辻大介による研究がある。辻はいわゆる「ネット右翼」の調査において、a)韓国・中国いずれにも親しみを感じない、b)「政府関係者の靖国神社公式参拝」「憲法9条第1項改正」「憲法9条第2項改正」「小中学校の式典での国旗掲揚・国歌斉唱」「小中学校での愛国心教育」の5項目すべてに賛成、c)政治・社会問題についてネット上で書き込みや議論をした、のすべての条件を満たす者を「ネット右翼」的とした。ただし、これはあくまで調査のための定義であり、非常に限定的な意味である。

思想・信条面での厳密な構造は理解できないけれども、共通しているのは詰まるところ、匿名による人身攻撃、物陰からの不意打ち、暴虐な悪罵、中傷、脅迫という、本来の「美しい日本」人、「強くたくましい日本」人なら、「卑怯者」として見下げ果てらるべき、人倫にもとる行為を、平気でなさっている。笑止千万のパラドックスではありませんか?


それにしても、こういう風潮を背景にして、またこういう風潮をあおりながら、安倍さんがすすもうとしているのが、「いつか来た道」でなければと、切に願います。

昨日は、百八十五回国会での所信表明演説が行われ、 日本経済新聞電子版 には、次のような解説がありました。
「安倍晋三首相は15日の所信表明演説で、経済最優先の政策運営を続ける考えを強調した。7月の参院選で自民党が圧勝し衆参両院のねじれが解消。政権運営は野党との攻防より与党内調整の比重が増す。集団的自衛権の行使容認には触れず、安全保障政策で異論を抱える公明党への配慮がにじむ。「自民1強」でも、安倍カラーを抑制している。」

確かに、ほとんど、抽象的な意気込みや気構えを述べただけの、口当たり柔らかいお子様ランチのような、変わりばえのしないメッセージではありました。
でも、「言葉尻」をメモしてみると、

・この道を、迷わずに、進むしかありません。
・違いは、「実行」が伴うか、どうか。もはや作文には意味はありません。
・「実行なくして成長なし」。
・「強い日本」。それを創るのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。
・憲法改正について、国民投票の手続を整え、国民的な議論を更に深めながら、前に進んで行こうではありませんか。 

こうしてみると、最後の「憲法改正」だけは妙にぎらぎらとして具体的で、本気でやるつもりのように聞こえますね。
どうか、安倍さん。「国民的な議論」の際に、どうか、 「嘆(なげ)けるか 怒(いか)れるか はた黙(もだ)せるか」わからない、かすかな「わだつみのこえ」や、「木枯らしのこえ」に、真摯に耳を傾けて欲しいものです。




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今日の「これなあに?」 その3  [今日の「これなあに」?]


これなあに?

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夏にクリーム色の花を見て。「大豆」と勘違いしたこの植物は、やはり小豆でした。小豆は「あずき」と呼びます。「小豆島」は「ショウドシマ」と読みます。 (このハナシ以前書きました)
そして最近話題にしている尾崎放哉は、小豆島に流れ着いて庵を結び、その島で人生を閉じます 。
映画化もされ話題を呼んだ角田 光代作「八日目の蝉」の舞台も小豆島でした。
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それではこれなあに?
 
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 我が家の、鉢植えのオリーブです。末の孫娘の誕生記念樹として、行政がプレゼントしてくれた苗木で、ようやく幾粒か実を結ぶようになりました。
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 小豆島と言えば、オリーブ。歌にも歌われています
 
オリーブの歌
                 作詞 河西 新太郎
                 作曲 服部 良一
                 唄    二葉 あき子
 
 一.夢もたのしい そよ風に
   みどり明るい オリーブの
   枝がさやさや ゆれてゐる
     あゝ恋を知り 恋に泣く
     島の乙女の  胸のよに
 
二. いつかあなたと あの丘で
   姿やさしい オリーブの
   銀の葉かげに 頬よせて
     あゝこぼれ咲き こぼれ散る
     白い花びら 数えたね
 
三. 瀬戸の岬の 南欧の
    海を偲べば オリーブの
    実る葉風が 君を呼ぶ
      あゝ青い空 青い波
      小豆島山 忘らりょか
 
昨日、労働組合女性部の集まりで仙台に出張されたという若き友人T女史が、珍しくメールをくださいました。
そこで、「Kさんという人に会いました 」との内容です。Kさんは、西宮に住む女性で、ご夫妻ともに、私とは学生時代の旧友。例の夏の高知での同窓会でも、お目にかかりました。T女史と同県のよしみで、私の消息を話題にしてくれたのでしょう。うれしいことです。
そのKさんの出身地が小豆島で、よくこの歌を歌ってくれました。

 昨夜、長女がついでがあって我が家に寄り、お土産に、頂き物だという、手作りのオリーブの塩漬けをくれました。大変な美味でした。
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一緒に栗も。

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今夜は栗ご飯です。

 


 


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今日の「これなあに?」 その2 [今日の「これなあに」?]


これなあに?

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ジャガイモの花?似てますが、ジャガイモはこれ。

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最初のは、イヌホオズキの仲間でしょう。よく似た植物が幾種類か合って、区別が難しいようです。
頭の「犬」は、次のような意味があるといいます。
 「役に立つ植物の何かに形態上は似ているが,多くは人間生活に直接有用ではないものであることを表す。にせ。」---三省堂「新明解国語辞典」
「ある語に冠して,似て非なるもの,劣るものの意を表す語----岩波書店「広辞苑」
 「バカナス」とも呼ばれ、気の毒な命名ですが、花は清楚で可憐です。

 それでは、これなあに?
 10月初旬の撮影です。
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 約一週間後の撮影です。
 
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葉の形からして、漆やハゼに似ているなあと思えましたが、花や実の様子が違います。よくよく枝を見ると、とげがあります。そういえば、春先にこのあたりで、タラの芽を見た覚えがあります。タラの花とタラの実を意識して見たことがなかったのですが、ふしぎな姿をしていますね。



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